近年、働き方改革が叫ばれていますが、中には「フルタイムで働きたいけれど、さまざまな理由からアルバイトやパートタイムを選択している」という人は少なくありません。そんな「非自発的パートタイム労働者」の割合はいったいどの国で高く、どの国で低いのでしょうか?
今回は、経済協力開発機構(OECD)による「OECD.Stat」のデータをもとに「本当はもっと働きたいパートタイム労働者」が多い国ランキングを紹介します。
※非自発的パートタイム労働者の定義は国によって異なるため、本ランキングは参考程度のものとなります。
※2020年のデータがない国は、最新年のデータを引用しています。
(出典:OECD.Stat)
第3位:オーストラリア(8.3%)
第3位は「オーストラリア」でした。非自発的パートタイム労働者の割合は8.3%です。OECD「Real minimum wages」によれば、オーストラリアは最低時給の高い国であり、2020年の実績では、最低時給額12.9ドルでフランスやルクセンブルクをおさえ第1位となっています。
第2位:チリ(9.2%)
第2位は「チリ」でした。非自発的パートタイム労働者の割合は9.2%です。チリは、国内の労働者の中でパートタイム・アルバイトの占める割合が31.86%と比較的高い水準であり、これは世界で30位以内に入る数値となっています。
第1位:イタリア(10.8%)
そして、第1位は「イタリア」でした。非自発的パートタイム労働者の割合は10.8%です。イタリアは人口6000万人ほどの国で、GDPは1兆8849億ドル。1人当たり名目GDPは3万1288ドルとなっています。そんなイタリアでは、失業率が10%程度で安定しており、アメリカ(6.7%:2020年)やイギリス(4.5%:2020年)、日本(2.8%:2020年)と比べても高めの水準です。働きたくても働けない人が多い環境も、非自発的パートタイム労働者の割合に大きな影響を及ぼしているのかもしれません。
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