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日本の「面積が小さい町」ランキングTOP30 1位は「大阪府泉北郡忠岡町」【2022年データ】

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 日本では、1999年(平成11年)から2010年(平成22年)にかけて行われた、いわゆる「平成の大合併」により、各地の市町村が合併して広域化されました。現在、日本国内の市町村数は1718あり、その内訳は市が792、町が743、村183となっています(北方領土含まず)。

 今回は、日本で面積が小さい町をランキング形式で紹介します。ちなみに、日本で最も大きい町は北海道足寄町、最も大きい市は岐阜県高山市です。それでは、日本で面積が小さい町はどこなのか、ランキングを見ていきましょう!

出典:国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調」

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第2位:奈良県磯城郡三宅町(4.06平方km)

 第2位は、面積4.06平方kmの「奈良県磯城郡三宅町」でした。県内北部に位置する、人口約6800人のです。伴堂、屏風、三河、石見、但馬、小柳の6区画に分かれており、伴堂地域が町の中心地となっています。また、屏風地域には、聖徳太子の腰掛石で有名な白山神社があります。

 町の産業としては野球グローブ製造が盛んで、100年以上の歴史を誇ります。行政としても「野球グローブの町」を前面に押し出しており、小学校卒業証書のレプリカを野球グローブ・ミットの革から作成し、贈呈するなどの取り組みも行われました。また、首都圏からの移住者向けに補助制度を設け、人口減少の抑制にも努めています。

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第1位:大阪府泉北郡忠岡町(3.97平方km)

 そして第1位は、「大阪府泉北郡忠岡町」でした。面積は3.97平方kmで、町としては全国で最も小さく、市町村を含めても3つ目に小さい自治体です。また、公式的にも「日本一小さなまち」をキャッチフレーズにしています。同町は大阪府西南部に位置し、人口は約1万6000人。泉北郡では唯一の町です。

 平成の大合併では、隣接する岸和田市との合併が議題にあがりましたが、住民投票の結果、合併が白紙となったという経緯があります。なお、町名の由来は、源氏との戦いに敗れた平忠行が戦死した地を「忠行の丘」と呼んだことから、転じて「忠岡」になったと伝わっているとのこと。また、町内には国の登録有形文化財に登録されている「正木美術館(旧正木記念邸)」があり、国宝3点を有しています。

ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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