日本競馬の長い歴史の中では、血統の勢力図を大きく変えてしまう偉大な「種牡馬」が度々誕生します。「ノーザンテースト」は、そんな近代の日本競馬史において多大なる功績を残した種牡馬の一頭。1975年に種牡馬入りしたノーザンテーストの子孫たちには、G1をはじめとするさまざまな重賞レースで活躍した名馬が数多くいます。
そこで今回は「ノーザンテーストの血統で好きな競走馬は?」というアンケートを実施します。あなたが一番好きなノーザンテーストの血を引く馬にご投票ください。まずは、数多くいる血統馬から3頭をピックアップして紹介しましょう!
ダイナガリバー
ノーザンテースト代表産駒の一頭で、1986年の「日本ダービー」を制した「ダイナガリバー」。皐月賞は10着と大敗するも、続く日本ダービーでは3番人気ながら直線での攻防を制して見事を果たします。さらには、同年の「有馬記念」も優勝し、1986年度の年度代表馬にも選出されました。
ちなみに、鞍上の増沢末夫騎手はこの時48歳7カ月。2022年にドウデュースで日本ダービーを制した武豊騎手が53歳2カ月で記録を破るまで、長らく日本ダービー勝利騎手の最年長記録でした。また、ダイナガリバーは、日本競馬において数多くの名馬を輩出してきた「社台グループ」初となる日本ダービー優勝馬となりました。
デュランダル
“不滅の聖剣”こと「デュランダル」は、ノーザンテースト血統を語るうえで欠かせない存在です。名種牡馬であるノーザンテーストをしのぐほど日本競馬史におけるスーパーサイヤーとして名を残した「サンデーサイレンス」を父に、そしてノーザンテーストを母の父に持つデュランダルですが、実はこの当時まで「父サンデーサイレンス×母父ノーザンテースト」の組み合わせは、なぜか“G1勝利馬が生まれない”とされていました。
しかし、そんなジンクスを跳ね除け、2003年の「スプリンターズステークス」を制すると、同年の「マイルチャンピオンシップ」も優勝。さらに翌年のマイルチャンピオンシップ連覇も果たすなど、短距離レースを主戦場に大活躍しました。名手・池添謙一騎手との名コンビぶりも印象的ですね。なお、父・サンデーサイレンスと母父・ノーザンテーストの組み合わせからは、のちに後述のダイワスカーレットの半兄である「ダイワメジャー」や、「アドマイヤマックス」といったG1馬が数多く誕生しています。まさに聖剣のごとき太刀筋によって、血統による運命を切り開いた名馬といえるでしょう。
ダイワスカーレット
“ミスパーフェクト”こと「ダイワスカーレット」は、半兄のダイワメジャーとともに、母父ノーザンテースト(母スカーレットブーケ)を血統に持つ牝馬です。通算成績12戦8勝、うち2着4回、12戦12連対という驚異的な安定感で、高い身体能力を生かした長い末脚で数々の名勝負を演じてきました。最大のライバルである「ウオッカ」との激闘は、今も競馬ファンの語り草となっていますね。
祖母、母と三代にわたって華々しい活躍をした、いわゆる「スカーレット一族」として知られるダイワスカーレット。しかし、その一方で現役時代はケガとの闘いでもありました。2008年に「有馬記念」を制したのち、2009年の5歳シーズンは海外転戦の計画があったものの残念ながら屈腱炎を発症してしまい、惜しまれつつ引退となりました。現在は繁殖牝馬として次世代に夢を託しています。
まとめ
ここまで、ノーザンテーストの血統馬から3頭を紹介しました。このほかにもノーザンテーストの血を引く馬は、いずれも大活躍した名馬ばかりです。
なお、選択肢にはノーザンテーストの代表的な産駒と、母父ノーザンテーストの血統を持つ有力馬を45頭用意していますが、このほかにも数多くの競走馬がいますので、もし選択肢以外に投票したいという場合は「その他」を選択のうえ、コメント欄に馬名と投票理由をお書きください。
また、各競走馬の好きなところや、印象に残っているレースでの活躍、エピソードなどもぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!
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