【競馬】「平成時代の名馬（牡馬）」20選！　あなたが一番好きな平成の競走馬はなに？【人気投票実施中】

ねとらぼ調査隊

出典「Amazon.co.jp」

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　長く紡がれてきた日本競馬の歴史、その中でも31年間にわたった「平成時代」には、数々の競走馬たちが熱い名勝負を繰り広げてきました。その中には、往年の競馬ファンも、若い世代の競馬ファンも、誰しもがその名を知る“時代を彩った名馬たち”が数多くいます。

　そこで今回は、「あなたが一番好きな平成の名馬（牡馬）は？」という自由投票形式のアンケートを実施します。あなたが最も好きな競走馬を教えてください。まずは、平成を彩った名馬たちを3頭ピックアップして紹介していきましょう。

オグリキャップ

　「オグリキャップ」は、1987 年から1990年にかけて活躍した競走馬です。もともとは岐阜県の地方競馬である笠松競馬場でデビューし、88年に4歳で中央競馬に移籍。その直後、G2およびG3の重賞レースで破竹の6連勝を飾ったうえ、同年のG1「有馬記念」も制覇します。その活躍ぶりから“芦毛の怪物”とも称され、かつて同じく地方競馬から中央競馬に移籍して活躍した元祖“怪物”「ハイセイコー」と重なるところもあり、同馬に勝るとも劣らないほどの人気を集めたことで“第二次競馬ブーム”を巻き起こしました。

　晩年は大敗を喫するレースも少なくなかったものの、当時若手のエースとして注目を集めていた武豊騎手を鞍上に迎え、引退レースとして臨んだ1990年の「有馬記念」に勝利。見事に有終の美を飾りました。そんなオグリキャップは、同世代のライバルである「スーパークリーク」「イナリワン」とともに“平成三強”とも称されたほか、平成初頭を代表する“アイドルホース”として、現在もなお多くのファンの心に深く刻まれています。

ナリタブライアン

　「ナリタブライアン」は、1993年から1996年にかけて活躍した競走馬。先行して活躍していた「ビワハヤヒデ」の半弟として注目を集め、1993年には1番人気に支持された「朝日杯3歳ステークス」にて勝利し、G1初制覇。そして、翌年1994年には、クラシック戦線で大いに躍動。「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」を見事に勝利し、中央競馬史上5頭目にして平成時代初となるクラシック三冠の栄誉を手にしました。

　もともとは臆病な性格であり、自分の影を怖がってレースに集中できないという弱点がありました。これを克服するために、鼻頭にシャドーロールを装着。それ以来、優れた集中力を発揮するようになったことで、自身のトレードマークともなり、その活躍ぶりと合わせて“シャドーロールの怪物”と呼ばれ、親しまれました。なお、三冠を達成した1994年には「有馬記念」にも勝利しており、同年の年度代表馬および最優秀4歳牡馬にも選出されています。

ディープインパクト

　「ディープインパクト」は、2004年から2006年にかけて活躍した競走馬。デビューから引退レースまで、天才ジョッキーとして名高い武豊騎手を主戦騎手として戦いました。そのずば抜けた身体能力は、武騎手から「走っているというより飛んでいる感じ」と評されたほどでした。そんなディープインパクトは、2005年に中央競馬史上6頭目にして、「シンボリルドルフ」以来の史上2頭目となる無敗でのクラシック三冠を達成。翌年2006年には「ジャパンカップ」「有馬記念」なども勝利し、G1レース計7勝をあげました。

　さらに同年、日本調教馬としては初めて芝部門・長距離部門で世界ランキング1位に輝くなど一つの時代を築き上げたディープインパクトは、引退後には種牡馬としても活躍。2020年には、産駒である「コントレイル」が無敗でのクラシック三冠を達成し、史上初の父子による無敗三冠馬となるという快挙を成し遂げました。“日本近代競馬の結晶”や、“翼を広げた馬”とも表現されたその圧倒的な強さは、今も脳裏に焼き付いているという競馬ファンは数多いことでしょう。