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2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の放送が始まりました。“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三と、“日本にオリンピックを招致した男”田畑政治、2人の主人公の人生を描く物語です。
この「いだてん」のタイトルロゴが、現在ネット上などで物議をかもしています。NHKの番組公式Webサイトを見ると、「いだてん」の文字に重ねて、根本がくっついた3本の足がクルクルと回る印象的なロゴが。デザインを担当したのは、日本を代表する美術家・デザイナーである横尾忠則さんです。
このロゴに対し、Twitterなどでは「怖い」「気持ち悪い」との声が多く見られ、「NHKが別のロゴに差し替える可能性も」と報じるメディアも。また、世界的なバイクレースである「マン島TTレース」などで知られる英国王室属領・マン島の旗のパクリでは? といった意見も広く拡散されています。
実は伝統的なデザイン
さまざまな臆測を呼んでいるこのロゴデザインですが、実はベースとなっているのは伝統的な「三脚巴」(さんきゃくともえ)と呼ばれるもの。海外ではトリスケル、トリスケリオンとも呼ばれています。
その発祥は紀元前とされ、古代ギリシャで興ったミケーネ文明の出土品などにも三脚巴のデザインが見られます。現代でも、前述のマン島の他に、シチリアのシンボルであるトリナクリアに用いられています。
このように三脚巴は古くから各地で見られるデザインであり、ロゴを制作した横尾忠則さんも、
「いだてん」は韋駄天と書く。足の速い神様のことを言うらしい。
そんな「いだてん」を回転する3本足で表した。「三脚巴」といってヨーロッパからアジア全域にも見られる紋様である。
そんなわけで走り続けるドラマになってもらいたい。
と公式にコメントしています。
意見が分かれるデザインだが……
Twitter上の反応を分析するツールによれば、いだてんロゴへの反応はネガティブなものが約75%、ポジティブなものが約25%。
初めて見た人には気味が悪いと感じられるかもしれませんが、強いインパクトがあり、一度見たら忘れられない優れたデザインだと考える人もいるでしょう。あなたはこの印象的なロゴ、どう思いますか?
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