FFXI「アトルガンの秘宝」、新ジョブ「からくり士」などの情報が公開に(2/3 ページ)

» 2006年03月24日 00時00分 公開
[ITmedia]

新モンスターは3種類を公開

 ゼオルム火山、ハルブーンエリアに出現するモンスター達はいずれも、高い知能と勇猛さを持ち合わせているようだ。アトルガン皇国にはもちろんだが、プレイヤーにとっても脅威的な存在となるだろう。

トロール(Troll)

 ゼオルム火山一帯に割拠し、アトルガン皇国に敵対している大柄な獣人。本来トロールは中央エラジアの険しい山岳地帯に住まう種族だが、その恵まれた体躯と勇猛さから、北方の巨人族や南方のミスラ族とともに古くから数多くの傭兵を輩出してきた。ゼオルム火山のトロールの先祖も、かつて皇国軍の下で活躍した、そうした傭兵の一団であったと考えられる。

 その後、彼らが主をモブリンに変え、現在の領地に住み着いた経緯は定かではないが、魔笛紛争が始まるまでは属領「ハルブーン傭兵団領」として歴代聖皇にも自治を認められていたようだ。彼らトロール傭兵は、ナフサを用いた焼夷兵器や量産に優れた鋳造甲冑など、モブリンの技術が惜しみなく注がれた近東蛮族中もっとも発達した装備を保有している上、苛酷な環境でも生きられるよう肉体強化手術まで行われていると言われており、今や皇都の最大の脅威となっている。

画像画像画像

画像画像

ケルベロス(Cerberus)

 軍都ハルブーンを徘徊する、不気味な三つ首の魔獣。伝承によると、ケルベロスは冥府の門を護る番犬であり、冥界から脱走した亡者を再び葬るため、どこまでも追いかけると云われている。しかし、このハルブーンのケルベロスは都市拡張工事現場で溶岩の中から掘り起こされ、大暴れしていたところをトロールの傭兵団長によって手懐けられたものらしい。団長にこそ忠実だが、三つ首のいずれかが常に腹を減らしており、いらいらして毒気を含む炎の息を辺り構わず始終吐き散らしている。そのため不慮の犠牲者も数多く、歴戦のトロール傭兵でさえケルベロスの金属質の遠吠えが聞こえてくると、思わず耳を塞いでしまうと言う。

ブラックプリン(Black Pudding)

 別称、フラン。ゼオルム火山に棲息する数少ない自然動物の一種。ゲル状の肉体をもつ軟体動物であるにも関わらず、目敏く獲物を探すぎょろりとした大きな眼とずらりと牙の並んだ伸縮自在の口を備えている。また、見かけによらず知能が高いことでも知られ、おそろしく高度な魔法を唱える個体の存在も報告されている。しかし、一方で感情の抑制は不得手とみえ、怒りや笑いといった心の変化が、そのままストレートに行動に反映されてしまうようだ。群れで棲息する彼らの個体間には、目に見えない不可思議な連絡手段がある、との報告もあるが、あまりにも危険な生物であるため、研究は一向に進んでいないのが現状だ。

画像 ケルベロス
画像画像 ブラックプリン

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/14/news109.jpg サーティワンが“よくばりフェス”の「カップの品切れ」謝罪…… 連日大人気で「予想を大幅に上回る販売」
  2. /nl/articles/2405/14/news183.jpg 「誰かと思った」 楽天・田中将大の“激変した風貌”にファン驚き…… 「一瞬わからなかった」
  3. /nl/articles/2405/15/news133.jpg 複数逮捕&服役の小向美奈子、“クスリ”に手を出した理由が壮絶すぎ……交際相手の暴力で逃亡も命の危機 「バレてバルコニー伝って入られて」
  4. /nl/articles/2405/14/news022.jpg 岩場に潜む“握力1トンのカニ”を捕まえようとしたら…… 人間vs.カニの壮絶な結末に「普通に困惑した」「気になって眠れない」
  5. /nl/articles/2405/11/news054.jpg サーティワン、アイス最大10個で1270円に!? お得なキャンペーンに「これが大人のやり方だ」「壮観だな」と“大人買い”続々
  6. /nl/articles/2405/15/news107.jpg 「生まれたてのイケメン」 西城秀樹さんの20歳長男、亡父の名曲「ギャランドゥ」歌う姿に感動の声「なんかうるうる」
  7. /nl/articles/2405/13/news154.jpg 「俺はガンダムで行く」を結婚式の二次会でやった猛者に7.8万いいね 渾身のコスプレに「新郎新婦より目立ってどうする」「ワインはどうやって飲むんだ」
  8. /nl/articles/2405/15/news009.jpg 黄金に輝く魚を捕獲→その正体は……? 水路にいるさまざまな生き物との出会いに「リアル僕の夏休みみたい」
  9. /nl/articles/2402/04/news011.jpg 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  10. /nl/articles/2405/15/news017.jpg “世界一美しいザリガニ”を入手→開封して見ると…… 絶句を避けられない姿と異変に「びっくり」「草間彌生作のザリガニみたい」
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評