“おしゃれ”を追求した活動量計「Fitbit Blaze」「Fitbit Alta」(2/2 ページ)
Fitbitは健康で活動的な生活をサポート
2007年に米国で創業したFitbitは、今や従業員が1000人以上いるグローバル企業。世界63カ国、5万店以上の店舗で製品を販売しているといいます。創業から9年で、約3000万台の活動量計を出荷した実績があり、フィットビット・ジャパン社長の福田強史氏は「Fitbitは、創業から9年でウェアラブルフィットネストラッカー市場で最も成長した、業界をリードする会社です」と胸を張りました。
Fitbitは、「より健康で活動的な毎日を送れるよう、ユーザーをサポートするのが最も重要なミッション」だと福田氏。「もっとアクティブになる」「もっと運動する」「賢く食事を取る」「よりよい睡眠を取る」「体重を管理する」という5つの目標を支援する機能を備えています。
Fitbitが選ばれる理由として福田氏は5つの要素を挙げます。
- スタイルや価格帯など幅広い種類の製品を提供
- 生活寄り添い、快適に使える技術とデザイン
- iOS、Android、Windowsなど、多様なデバイス、PCに対応
- ソーシャル連携機能と、ユーザー同士がつながれるコミュニティの存在
- 今や米国では健康とフィットネスの代名詞となっている「Fitbit」のブランド
「楽しく、かっこよく使っていただいて、なおかつ健康になっていただけます」。福田氏は今回の2つの新製品にも自信を見せました。
自分の状態が数値として可視化されることで見えてくるもの
発表会では、ライフスタイリストの大田由佳梨さん、Fitbitアンバサダーも務めるモデルのSHIHOさんがFitbit AltaとBlazeのファッション性の高さについて語るトークショーも行われました。印象的だったのは、活動量計を初めて使ったというSHIHOさんが言っていた「自分を知る上でFitbitはすごく役立つ」という言葉です。海外での成長のスピードに比べて、国内では活動量計ユーザーの増加ペースはまだ緩やかです。製品はたくさん出てきていますが、まだまだ活動量計そのものの認知度も低いのが現状。その理由の1つに、実際のメリットが、使ってみるまでなかなか伝わりにくい、という点があると思います。
ですが、実際に使ってみると「データとして見えることで、気を遣うようになる」「何気ないこともカロリーの消費につながっていることに気付いてモチベーションが変わり、歩き方が変わったりする」「気付きと改善を導いてくれる気がする」とSHIHOさんが話すように、これまで漠然と捉えていたものごとがはっきり見えて、意識そのものが変わってくるわけです。体重を量るようになると痩せる、というのと似ています。こうした気付きを、多くの人に知ってもらえることが、活動量計普及の第一歩になると言えそうです。
ちなみにSHIHOさんはこんな風に話していました。「どんなにおしゃれをしても、自分の姿勢や体がきれいじゃないと服は似合わなくなっていくんです。体のことを気にしたり、姿勢を気にしたり、食生活の自己管理をしっかりすれば、どんなに安い服を着ても、どんなに高い服を着ても、すごくおしゃれに着こなせる、ということを産後に実感しました。ファッションを楽しむ、いつまでも美しくいるためには、理想を持って目標を持つことが大事です。自己管理能力も問われます。でも、それを自分だけでやるのは大変。ストイックにしすぎると長く続きません。でもFitbitなら、自分でやっていたことがしっかり記録されます。ちょっと気にするだけでも体は変わります。気にするためには、自分が自分の体のことを分かっている必要があります。そんな自分を知る上でFitbitはすごく役立つと思いました」
活動量計が、ファッション性が高いかと言われると、まだまだ改善の途上だと感じますが、活動量計を使ったときに得られる発見や驚きは、今後も多くの人に広げていく必要がありそうです。
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