「飲み会が苦手な人見知り」がぼっちで食事を満喫する方法:人見知りの達人(1/4 ページ)
中山順司(なかやま・じゅんじ)
ロードバイクをこよなく愛するオッサンブロガー。“徹底的&圧倒的なユーザー目線で情熱的に情報発信する”ことがモットー。freee株式会社勤務&経営ハッカー編集長。ブログ「サイクルガジェット」運営。
人見知りにとって、複数人数で食事し、かつ会話を同時進行でこなすのはかなり難しい。
「口に食べ物を入れたままでしゃべるのはマナーに反する」と教えられた世代なので、もぐもぐ咀嚼(そしゃく)しながらしゃべることに抵抗がある。社交力の高い方々は、相手に不快感を与えずにステキなトークを繰り広げることができる。うらやましいスキルだと感心する。
よって、人見知りはボッチ飯が多い。自分もそうだ。仕方なくそうしているわけではなく、積極的にそうしている。傍からは「人と関われない寂しい非リア充」に見えているかもしれないが、本人は十分に自分の時間を楽しんでいるのだ。
人見知り歴45年の達人で、昼食も夕食も基本ボッチの私が、一人で食事を満喫する方法を伝授しよう。
同僚らと別れて一人になるには
同僚らと食事に行くのはやぶさかではない。知らなかったお店を教えてもらえたり、仕事では見せない一面を垣間見ることができるからだ。だが、それ以上に「一人で、誰とも関わらずに食事したい」という欲求が勝つ。
なるべくランチの誘いの声をかけられないためのコツは、「オフィスを出る時間をずらす」こと。5分早めに席を離れるか、もしくは10〜15分ほどそのまま仕事を進め、あらかた人が出払ってからおもむろに立ち上がる。これで、「ほかに人もいないし、一人で行くか……」のポーズを自然に造ることができる。(誰にも見られていないが……)
しかし、時間をずらすだけでは不十分。お店で社内に人たちに遭遇してしまうことがありえる。数メートル先で社内メンバーらが食事している中で、ボッチ飯をしている姿を見られるのはあまり気持ちのよいものではない。
下手をすると、気を利かせた相手が「こちらにいらっしゃいませんか?」と声をかけてくれることがある。そんな誘いをかけてくれるなんて、なんて社交性の高い人なんだとありがたい気持ちになるが、人見知りにはかなりハードルが高い作業になる。
カウンターの店を選べ
遭遇を避けるには、「カウンターのあるお店」がオススメ。カウンターしかないお店もGOOD。単独での来店が増える構造なので、ボッチ飯が目立ちにくい。しかも、目線が自然と厨房に向かうので、社内の人が来店していても互いに気付かないことが多い。カウンター店は人見知りをカムフラージュさせるのに適している。
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