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2015年の開発情報を大量ゲット!──艦これ提督的「ゲームマーケット2015大阪」索敵報告喜べ! 川内、 あの“夜戦”ゲームが復活するぞ(1/3 ページ)

新作登場はやや落ち着いたものの、2015年の出荷を目指して作業が進んでいるゲームタイトルの情報に接す。そこには海戦デザイナーとして伝説的なあの名前もあった。

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俺が目指すのはー! バルセロナのMWCじゃなくて大阪のゲームマーケット! 文句あるかー? ないよなー!

 2015年ボードゲームイベントの幕開けともいえる「ゲームマーケット2015大阪」が、3月1日に開催された。参加ブースや来場者の増加に対応すべく、会場は2013年の大阪マーチャンダイズ・マートのB・Cホールから、ハナミズキホールに変更。関係者によると、広くなるとともに中心部から離れた“不便な場所”ゆえに、来場者が減って閑散とするのではないかとの心配もあったというが、当日は雨にもかかわらず1000人近い入場待ち行列ができ、多数の来場者(公式発表で約3000人)と多数用意した試遊卓で午後5時の終了まで盛り上がっていた。

 スペインはバルセロナで同日からプレスカンファレンスが始まっていたIT関連一大イベント「Mobile World Cangress」をよそに、大阪にやってきたねとらぼ取材記者(あなた、本業<ガジェット記者>大丈夫?)も、終了時刻まで新作ゲームの購入に試遊卓の体験戦と、ゲームマーケット2015大阪を全力で満喫、いや、取材した。ここでは、そこで得た貴重な情報を報告しよう。

 あ、例によって例のごとく、超私的な理由でウォーゲーム関連ブースと関係者にしか話を聞いていないので、そのあたりご了承のほど(もはや開き直り)。

会場が2014年の大阪マーチャンダイズ・マートのB・Cホールから1.5倍広いハナミズキホールに変更したのに、すきまも見えないほど盛況だった。拡大する来場者と出店希望者に応えるべく、2016年は会場を神戸国際展示場3号館に移してゲームマーケット2016神戸として2月21日に開催する

1両単位で戦車が指揮できる「TANKS」先行販売が好調なa-game(コマンドマガジン)

 ボードウォーゲーム専門誌「コマンドマガジン」を出版している国際通信社のオンラインゲームショップ「a-game」では、戦術級の戦車戦を扱った新作「TANKS」をイベント価格2000円で先行販売を行っていた(正式販売は3月20日からで税別2200円)。

a-gameブースでは、新作の「TANKS」の先行販売や、欧州戦線の陸戦ウォーゲーム「バルジ大作戦」「ドイツ戦車軍団」、そして、委託販売の盆栽ゲームズ「このシミュレーションゲームがすごい! 2015」、大木巌氏のコラム集などを販売。太平洋戦争を扱った戦略級ゲームとして人気の高い「太平洋戦史 デラックス版」も午前中で持ち込み分が完売するなど、依然として人気が高かった

 「TANKS」は、戦車が1両単位で登場するボードウォーゲームだ。もともと、初めてウォーゲームを行うプレイヤーのためにデザインしているので(オリジナルはエポックの「シミュレーション入門1」に収録していた)、ルールは分かりやすく、かつ、シナリオによっては登場する駒(戦車)の数が数両程度でプレイ時間も1時間かからないので、昼休みでも“気軽”に戦車戦を体験できる。

 第2次世界大戦の欧州東部戦線を扱っているので、ドイツ軍とソ連軍(黒森峰学園とプラウダ高校というかなんというか)の戦車たち、III号J型、IV号H型、パンテルG、ティーゲルI、ティーゲルII、III号突撃砲、IV号駆逐戦車、V号駆逐戦車、VI号駆逐戦車、フェルディナント、ヘッツァー、マーダーIII、PAK38、PAK40、FLAK37、PAK43(以上ドイツ軍)、T34/76、T34/85、KV-IC、JS-II、SU-76、SU100(以上ソ連軍)が登場する。“中の人”によると、「TANKS」の売れ行きが好調ならば、西部戦線版、アフリカ版の予定もあるとのことだ。

戦車が1両単位で登場するボードウォーゲーム「TANKS」は、シナリオによっては登場する駒(戦車)の数が数両程度でプレイ時間も1時間かからない

 a-gameブースでは、自社製品以外にも委託販売という形で同人レーベルのボードウォーゲームや冊子も販売していた。その1つが盆栽ゲームズの冊子「このシミュレーションゲームがすごい! 2015」(以下「シミュすご! 2015」)だ。内容は、2014年に登場したウォーゲームの中からウォーゲーマーたちがタイトルを取り上げて紹介するというもの。この冊子を編集しているのが元コマンドマガジン編集長の中黒靖氏で、その人脈のおかげで寄稿するウォーゲーマーも日本のトッププレイヤーたちが参集している。

 「シミュすご!」には、ゲームデザイナーとしても長い経験と実績を持つ中黒氏がデザインしたウォーゲームが付属する。では、太平洋戦争におけるガダルカナル島をめぐる日米の戦いを扱う「ガダルカナル!」をデザインした(艦これ提督的には2013年秋イベント「決戦! 鉄底海峡を抜けて!」のベースになった史実作戦)。

盆栽ゲームズの冊子「このシミュレーションゲームがすごい!2015」に付属するウォーゲーム「ガダルカナル!」

 50駒4ターンのコンパクトデザインで、“昼休みに気軽にできる”ウォーゲームだが、それでいて、テストプレイを担当した鹿内靖氏(日本のトップウォーゲーマー)が、「ゲームを始めるまでは簡単だが、ゲームが始まると考えることがたくさんあって大変だ」と述べるほどに、お互いに思考を巡らせて激しく戦うゲームに仕上がっている。

 ガダルカナル作戦を取り上げるウォーゲームは、当時における日米の戦力が拮抗していたこともあってゲームバランスもよく、人気の高いテーマとなっているが、「シミュすご! 2015」も購入希望者多数で持ち込み分は完売となっていた。なお、a-gameをはじめとするオンラインショップでは購入可能なので、あわててオークションで高額出品を競り落とす必要はない。

試遊卓ではテストプレイヤーとして参画した鹿内氏は「ゲームを始めるまでは簡単だが、ゲームが始まると考えることがたくさんあって大変」と「ガダルカナル!」の面白さを語っていた

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