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「Windows10」は全6エディションで提供 個人ユーザー向けは「Home」「Mobile」「Pro」の3種類

価格などの詳細はまだ不明です。

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 2015年夏にリリース予定の「Windows10」は、「Home」「Mobile」「Pro」「Enterprise」「Mobile Enterprise」「Education」の全6エディションで提供されることが分かりました。5月13日に、マイクロソフトの開発ブログ内で発表に。


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 このうち、一般ユーザー向けは「Home」「Mobile」「Pro」の3種類。残りの「Enterprise」「Mobile Enterprise」は主に企業向け、「Education」は教育分野向けとなります。

 「Home」は一般ユーザー向けのもっとも基本的なエディションで、デスクトップPCのほかタブレット、2in1デバイス(PCとタブレットの両方の機能があるもの)用。基本機能として、従来のInternet Explorerに代わって新たなブラウザとして登場する「Edge」や、タッチ対応のデバイスで瞬時にデスクトップ/タブレットに切り替わる「Continuum Tablet mode」タブレットモード、Appleで言うSiriのような「Cortana」、そのほか写真や動画などの無料アプリや指紋などを使ってログインできる「Windows Hello」などが注目するポイントとして挙げられています。また、ネットワークに接続されたXbox oneがあれば、ストリーミングでXbox Oneのゲームプレイしたり、映像をキャプチャしたりできる機能も。

 「Mobile」は、Windows Phoneなどのスマホや小型タブレット向けのエディション。タッチ操作に最適化されたインタフェースや、モバイルでも使いやすくなった新「Office」などが特徴です。また、新機能の「Continuum for Phones」により、一定の解像度以上の大画面に接続したときは、PCのような感覚で使うこともできるとしています。

 上位エディションにとなる「Pro」では、「Home」の機能に加え、より強固なデータ保護機能やクラウドサービス、アプリ管理機能などのビジネスユーザー向け機能が含まれます。また不意のWindows Updateを避け、ユーザー側でWindows Updateのタイミングを選ぶことができる(!)「Windows Update for Business」が使えるのもこのエディションの特徴。

 ここまでが一般ユーザー向け。以下は企業や学校などの組織向けのエディションとなります。

 「Enterprise」「Mobile Enterprise」は、中規模〜大規模組織向けのエディション。それぞれ「Pro」「Mobile」の機能をベースに、管理機能やセキュリティ機能、サポート面などがさらに強化されたものとなっています。「Education」は教育機関向けのエディションで、主に学校スタッフや教師・生徒に向けたもの。また、上記6エディションとは別に、ATMや産業用デバイスなどに向けた「IoT Core」エディションも提供される予定です。

 発売まで、さらに詳しい情報が待たれます。


(ちゃんやま)


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