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映画の上映前には必ずと言っていいほど挿入される「NO MORE 映画泥棒」のCM。これまでは「劇場内での映画の撮影・録音は犯罪です」といったメッセージとともに、クネクネと踊るカメラ男(通称)を女性(ティアラさん)がポカーンと見つめている――というものでしたが、これが少し前から新しいバージョンに差し替わっているのをご存じでしたか? しかも新バージョンには、あの女性が出演していない……!
確か12月頭くらいに別の映画を見た時は変わっていなかったはず。一体いつから変わったのか? 気になったので「NO MORE 映画泥棒」のCMを制作している、日本映画製作者連盟に聞いてみました。

「NO MORE 映画泥棒」のポスター (C)「映画館に行こう!」実行委員会
「11月23日公開の『ロックアウト』という映画がたしか最速だったと思います。あのCMは映画館側が流しているのではなく、映画配給会社側が本編前にあらかじめ挿入しているものなので、どこかで一斉にタイミングを合わせて切り替えた、というわけではないんですよ」
なるほど、作品によってフィルム量産のタイミングが異なるため、差し替えが間に合った作品から順次切り替わっていくということらしい。遅いものだと、来年春くらいに公開される作品でも、旧バージョンが挿入されていることがあるそうです。
「あのCMはもともと、2007年の盗撮防止法施行がきっかけで入れるようになったんです。いままで流れていたのは2作目で、新しいのが3作目になるんですが、どちらもちゃんと理由があってリニューアルしているんです」
日本映画製作者連盟によると、1作目→2作目に切り替わったのは、2010年のダウンロード違法化がきっかけ、そして今回の3作目は、2012年10月1日の「違法ダウンロード刑事罰化」がきっかけとのこと。言われてみれば新しいCMは、違法ダウンロードについて警告するだけでなく、「刑事罰がつくようになった」ことをより強調する内容になっていました。

「映画盗撮防止キャンペーン」のページでは、最初のバージョンのCMも公開されています (C)「映画館に行こう!」実行委員会
ついでに「なぜあの女性はいなくなってしまったんですか?」と聞いてみると、「ええと、いろいろ案があった中で今回はこれを採用したというだけで、特に理由はありません(笑)」とのことでした。映画館へちょくちょく行く身としては、あのCMを見るたびに「そろそろ飽きたなあ……」などと思っていましたが、いざ見られなくなると思うと寂しいもの。まだしばらくは旧バージョンのまま流れている作品もありますので、ティアラさんに会いたい人はいまのうちですよ!

ちなみにこの「カメラ男(通称)」、これまでにもバラエティ番組への出演や、タイアップ、商品化などさまざまなオファーがあったそうですが、映画業界側からすれば「悪の化身」ということで、「あまりおちゃらけたイメージを出したくない」とすべて断ってきたのだそうです (C)「映画館に行こう!」実行委員会
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