Evernoteは6月29日(日本時間)、無料の「ベーシック」版で利用できる端末を2台までに制限すること、有料の「プラス」版と「プレミアム」版をそれぞれ値上げすることを発表しました。ネットでは2つの変更、特に無料で3台以上の端末から使えなくなることに動揺の声があがっています。

Evernote公式ブログ「Evernote の価格プランの改定について」
ベーシック版では、PC、スマートフォン、タブレットなどさまざまな端末から台数無制限で個人のEvernoteアカウントにアクセスできました。29日からは2台までに制限(Web版は台数に入れず)。プラス版、プレミアム版に入ると引き続き台数無制限で利用できます。
またプラス版は月額240円または年額2000円から、月額360円または年額3100円に変更。プレミアム版は月額450円または年額4000円から、月額600円または年額5200円に改定されました。すでに有料プランに登録しているユーザーと、「ベーシック」プランで3台以上の端末で利用しているユーザーは、今回の変更が適用されるまで30日間の移行期間が設けられ、Evernote側からメールが近日中に届く予定です。
CEOのクリス・オニールさんは変更について公式ブログで、「私たちの目標は、長期的にEvernoteを改良し続けることです。ユーザのみなさんの要望に応える新機能も随時実装しながら、主要製品をよりパワフルに、直感的に使えるようにすることに引き続き投資してまいります。一方で、それを実行するためにはたくさんの労力と時間、そしてお金が必要になります。そこで、Evernote に大きな価値を見出してくださる方には、私たちが必要な投資を行えるよう、ぜひ力を貸していただきたいと考えております」と説明しました。

Evernoteは2008年にサービスを開始して以来、利用者は世界中で1億人を超えています。ネット上の1つのノートに、時と場所を選ばずいろんな端末からメモや文章など情報を更新できるのを最大の魅力としており、無料版で複数の端末から利用できる点は広く人気を集めてきました。
台数制限への変更にTwitterでは「2台じゃ使い物にならない」「これはとても困った変更」「別のサービス探そう(^_^;)2台までだと面倒なので…」と困惑する声が相次いでいます。一方で「Web版はカウントされないから、そんなにひどい話ではないよね」「無料のユーザはほぼ荷物では有る。ネットサービスはそういうもんだと思う」と許容範囲だとする意見も出ています。
(黒木貴啓)
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