京都における夏の風物詩として広く知られている祇園祭が5月8日、史上初となるクラウドファンディングプロジェクトを開始。翌日9日に見事目標の300万円を達成しました。

資金負担が年々大きくなっています
貞観11年(869年)から1100年以上続いてきたユネスコ無形文化遺産「祇園祭」は、京都の各町が巨大な山鉾(やまぼこ)を引いて市街を巡行するという大規模な祭事で、毎年100万人に及ぶ見物客でにぎわっています。
ところが、祭りの実行にあたっては安全確保や保険などに莫大な費用を要し、しかもその額は年々増加。各鉾町・山町及び連合会にとって大きな重荷となっており、このままだと資金難で開催できなくなるかもしれないとしています。伝統ある祇園祭を次代に継承するため、クラウドファンディングによる資金獲得に至ったとのことです。

この光景を次の世代へ
プロジェクト開始後からすぐに多くの方より資金提供があり、5月9日13時25分に300万円を達成しました。資金提供自体は期限である7月24日まで受け付けているため、更にその額は増えるものと思われます。
提供金額は一口3000円から。提供された資金は、祇園祭における宵山、山鉾巡行実施時の安心・安全を確保するための費用に充てられるとのことです。支援金額によって、京都新聞紙上への名前掲載、オリジナル手ぬぐいや扇子のプレゼント、八坂神社祭礼正式参拝及び交流昼食会への参加など、さまざまなリターンが用意されています。
このプロジェクトの開始にあたり「公益財団法人祇園祭山鉾連合会」の理事長岸本吉博氏は「このプロジェクトにご協力いただき、そして祇園祭にお越しいただき、祭の熱気、風情をご家族、同僚、ご友人、そしてご自身で感じてください。そしてこの日本を代表する伝統行事の維持、発展にご協力お願いいたします。連合会一同、祇園祭で皆様とお会い出来ることを楽しみにしております」と、協力に対するお願いの言葉を述べています。

岸本吉博氏
(エンジン)
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