お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんはゴミ収集会社に勤める会社員でもあり、その経験を著書『このゴミは収集できません』に記しています。そんな滝沢さんが、ペットボトル工場勤務時の体験を漫画化しTwitterで公開。作業中に浮かんだ疑問を素直に描き、ゴミの分別にまつわる問題を浮き彫りにしています。
- 参考:PETボトルの基礎知識/PETボトル自主設計ガイドライン(PETボトルリサイクル推進協議会)

滝沢さんの勤務先は、回収とは別にペットボトル工場の業務も扱っています。ベルトコンベヤーに流れてくるペットボトルからキャップとラベルを外すのが作業員の仕事。異なる素材を排除し、PET素材のみ残してリサイクルの純度を高める仕組みです。


※最上段左のコマは、「ラベルはPS(ポリスチレン)素材、キャップはPP(ポリプロピレン)素材」の誤り
単純作業に勤しんでいると、脳内でさまざまな思考が巡るもの。滝沢さんも、「ペットボトルに直接印刷ができれば、ラベルをはがさずに済むのでは?」と想像しています。
そんなとき、隣の同僚が1本のペットボトルを廃棄分へ。理由を聞くと、色付きのものはリサイクル時に色が混じってしまうため、燃えるゴミとして処理しているのだそうです。となると、ボトルに直接印刷するアイデアもダメなのだと気付く滝沢さんでした。

ならばキャップをPET素材で作れないだろうか? いや、強度などの問題で無理か――想像を広げていると、今度はベルトコンベヤーにトラブルが発生。瓶が混じっていたため、システムが自動で停止したのです。そこから滝沢さんの思考は「どうして瓶や缶がペットボトルに交じるのか」といった疑問へ。その原因は、後日の回収業務中に明らかになりました。

というのも、ある地域では瓶・缶・ペットボトルの回収日が同じ。地区によっては分別用のコンテナが置かれていなかったといいます。出し方が分かりにくいせいで、これらを一括で回収していると思っている住民もいるらしく、全種類が同じゴミ袋に入っていたこともあったのだとか。
全てがきれいに洗われていたため、当人にきちんとゴミ出しをしようとする意識はある様子。ここから、滝沢さんは「分別する意識はあるけれど方法が分からない人も少なくない」と考え、分別問題に改善の余地があるとしています。

最後に、「ペットボトルと間違えて出されるゴミ」の私的なランキングを発表。第3位は調味料の容器で、「プラ」や「PET」などの識別表示マークを参考に分別してほしいとのことです。ただ、「PET」マークのある油の容器については、油で汚れているためリサイクルに適さず、個人的には可燃が適切との考え。第2位の洗剤の容器についても、汚れていれば可燃ゴミに。勤務先でも可燃に回しているそうです。

第1位は卵パックや、そうざいや弁当の容器。これらは自治体のルールに従って、プラゴミか可燃ゴミに出してほしいとのことです。滝沢さんは番外編として、たまに交じるという「水筒」も紹介。「飲み物系のゴミってこと?」と困惑していますが、さすがに出した人が雑すぎるのでは……。

「廃棄するまでが購入者の責任」「現場の大変さが分かったので今後気をつけます」など、漫画は大きな反響を呼びました。「分別の基準が自治体によってまちまちなのも問題」「リサイクルよりも焼却するほうがかえってエコなのでは」と、さまざまな意見が生まれています。
作品提供:マシンガンズ滝沢さん
(沓澤真二)
コメントランキング
「実はこれが好き!」 【六花亭】お菓子、あなたの一番は?【2026年版・人気投票実施中】 | グルメ ねとらぼ
「クオリティが違う」 “刺身がマジでうまいと思う都道府県”第1位に「ここに住みたい」「スーパーに並ぶ刺身の透明感は現地ならでは」(6/6) | グルメ ねとらぼリサーチ:6ページ目
「立地は神です」 “首都圏で立地の評価が高い大学”ランキング! 上位に「ホテル的な建物で校舎も綺麗」「第1志望ではなかったけど、日々充実」の声(2/2) | 大学 ねとらぼリサーチ:2ページ目
「一瞬で虜になった」 買ってきてほしい“福島土産”ランキング1位に「罪な味」「味も香りも優しくて懐かしい」の声(5/5) | お菓子 ねとらぼリサーチ:5ページ目
「この偏差値帯では考えられない就職先に進めます」 “就職評価が高い地方国立大学”といえば? ランキング上位に「学費が安く県内では重宝」「文系でも全然入れる」の声(6/6) | 大学 ねとらぼリサーチ:6ページ目