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なるべく手をかけない“ずぼらガーデニング”を10年以上楽しむ中でたどり着いた、雑草対策について教えてくれる動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で3万3000回以上再生され、200件を超える高評価を獲得しています。
なるべく手をかけないガーデニング
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「みゆ庭チャンネル」(@miyuki.garden)。普段はグリーンアドバイザーとガーデンコーディネーターの資格を持つ、元小学校教員のみゆきさんが“ずぼら管理でも楽しめるガーデニングの魅力”を発信しています。以前には、“初心者必見”なバラの品種の選び方が注目を集めました。
今回話題を呼んだのはガーデニング歴10年以上の経験でたどり着いた、雑草対策について教えてくれる動画です。お庭の最大の悩みともいえる雑草が気付いたらどんどん生えてきて、嫌になってしまった。年々暑さが増している夏の草取りが難しく、秋にはお庭が雑草だらけになってしまった……そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
これまでやってきた雑草対策
雑草対策にはさまざまな方法がありますが、どれがいいのか分かりづらいものです。みゆきさんもガーデニングを始めた当初は草取りに追われる日々でしたが、数年経過したところで草取りがそれほど大変ではなくなったのだとか。そんなみゆきさんがこれまで試してきた雑草対策について教えてもらいましょう。
まずは「雑草を生えなくする方法」の説明です。ここでポイントとなるのが、雑草も植物だということ。つまり植物が成長し増えていく仕組みを逆手に取れば、雑草を減らすことができるのです。
雑草はやみくもに抜くのではなく、どうすれば増えないのか、育たないのか考えると楽に対策できると話すみゆきさん。この後は雑草を増やさないために「種を付けさせない」こと、育たせないために「光合成させない」こと、さらに「今生えている雑草を枯らす」ことについて説明してくれます。
雑草を生えなくする方法
まずは「種を付けさせない」の説明です。雑草はたくさんの種を付けますが、種を付けてしまうとお庭一面に雑草が生え、広がってしまいがちです。その対策として効果的なのが、種を付ける前に雑草を取ること。具体的には春の雑草が生える2月と、夏の雑草が生え始める5月の年2回、重点的に草取りをするのがお勧めなのだそうです。
続いて「光合成させない」の説明です。植物は日光が当たることで光合成を行い、養分を作って成長しています。つまり日光が当たらなければ成長しないので、みゆきさんはこれまで光合成をさせない方法を4つ試してきました。
1つ目は金額が抑えられて自分でできる、「防草シート+砂利」を使うこと。実際にやってみたところ最初は草が生えなくなったけれど、数年後には砂利と防草シートの間に土が入り込み、草が生えるようになってしまいました。とはいえ根が浅いので、生えてきた雑草は簡単に抜けます。
2つ目は「チップ」を敷くこと。安価なチップを敷いた際は風で飛んでいってしまい、片付けが大変な上に防草効果も感じられないという、残念な結果になってしまいました。一方、ずっしりとした重みがあるチップを使った際は風で飛ばされることもなく、雑草もかなり生えづらくなりました。
3つ目は「レンガやコンクリート」を使うこと。これは隙間から少し草が生えることはあるけれど、確実に生えなくなる方法です。しかしレンガの目地に土を使ったところ、隙間から雑草が生えて大変なことになってしまった経験があるのだとか。またレンガの間をモルタルで固めると雑草が生えなくなるけれど、修正できないという難点があります。レンガを敷きたいけれど修正する可能性がある場合は、カインズの「撒くだけで防草できる人工砂」を使うとよいかもしれません。
またコンクリートは防草という観点では非常にいいけれど、自分でDIYをしたため水平にしたつもりが結構ガタガタな仕上がりになってしまったそうです。雨が降ると水がたまってしまう状態とのことなので、コンクリートを使う場合はプロに頼んだほうがいいかもしれません。
4つ目は地面を覆うようにして生える、「グランドカバー植物」を植えること。グランドカバー植物は主に3種あります。
1種目は誰もが知る「芝生」です。芝生は密に生えていると防草効果が高いけれど、その状態を維持するためにはこまめな芝刈りが必要だといいます。
2種目は「クラピア」。こちらも密に生えていると防草効果が高い植物です。クラピアは刈ったり踏んだりすることでも密にできるため、芝生よりも少しお手入れが楽かもしれません。ただしハチが来やすくなるため、苦手な方は要注意です。
3種目には特定の植物ではなく、「いろいろな植物」を紹介。花壇に植えている植物が育って土が覆われるレベルになると、自然と雑草が生えづらくなってくるのだとか。ただし「セイタカアワダチソウ」や「イネ科植物」はほかの植物を追いやる性質があるため、見つけ次第抜くようにしているとのこと。
雑草を枯らす方法
続いては雑草を枯らす方法です。最も手軽な方法は除草剤を使うことですが、植物が植えてあるところには使えません。そのためみゆきさんは花壇が近くにないスペースや、植栽がないスペースにだけ散布しています。除草剤を散布する際は必ず説明書きを読み、使用方法を守ってくださいね。
雑草対策をする際は1つの方法だけに頼るのではなく、さまざまな方法を組み合わせることでよりお手入れが楽なお庭になっていくと話すみゆきさん。さまざまな意見を取り入れ試しつつ、自分に合う方法を探していけるといいですね。
よく見かけるけれど、やらない雑草対策
最後はよく見かけるけれど、みゆきさんがやらない雑草対策を紹介。1つ目は「お湯をかける」方法です。熱湯をかければ雑草を枯らせますが、広い範囲の雑草対策としては現実的ではなく、土中の微生物や残したい植物の根にもダメージを与える可能性があることから、一度もやったことがないそうです。
2つ目は「塩をまく」こと。塩をまけば植物は育たなくなりますが、あとから植える植物が育ちにくくなる可能性があります。また雨によって塩分が周囲に流れ出す可能性があり、土壌にもよくないため、おすすめしていません。
3つ目は「雑草を抜かずに刈る」こと。お庭にさまざまな植物を植えていると、その間に雑草が生えてくることがあります。その場合は雑草を刈ると残したい植物も一緒に刈ってしまう可能性があるため、みゆきさんは自分自身のお庭では雑草だけを抜く方法が適しているとの結論に至っています。
「雑草を絶対に1本も生やさないというよりも、これくらいならまあいいかと思える程度に抑えられれば十分。それくらいおおらかな気持ちでやったほうが無理なく続けられて、気持ちにも余裕ができると思う。自分のお庭に合った方法を無理なく取り入れて、少しでも草取りを楽にしていけたらいいのかなと思っている」と話す、みゆきさんなのでした。
「来年からやってみます」「おしゃれでいいな」と反響
この投稿に対し、YouTubeでは「雑草対策に、いつも苦慮していましたが、2月ごろからやり始めると良いのですね。まだまだ冬の時期だからって思ってました。さっそく来年からやってみます! いろいろ勉強になりました」「防草シートと瓦チップもおしゃれでいいなと、今考えています」などの声が寄せられました。
みゆきさんはYouTubeチャンネル「みゆ庭チャンネル」(@miyuki.garden)のほかにも、Instagram(@miyuki.garden)やX(@miyuki_garden)、ブログ「みゆ庭」などで情報を発信中。また、書籍 『枯らしまくっていた私がたどり着いた!ずぼらガーデニング』と『もっと楽しく! ずぼらガーデニング』も販売中です。
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動画提供:YouTubeチャンネル「みゆ庭チャンネル」(@miyuki.garden)
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