ダイナマイトの爆発が迫る中、レディーススーツのOLが「ごめん! ちょっと今ある組織に狙われているからランチに行ってて!」と苦笑いで謝ってくる――SNSでフォロワー数25万人を超える人気ギャグ漫画「耐え子の日常」(そろそろ谷川)の、コミックス第2巻が11月30日に発売されました。タイトルは『耐え子の日常 フルスロットル』。

超絶理不尽な目に遭っても耐え続けるOLの日常、再び

「耐え子の日常」は、どんな不幸な目に遭っても「平気平気!」と笑顔で応えながら耐えまくってしまうOL・辛抱耐え子の日常を描いたショート漫画。2015年11月ごろにTwitter(@OLtaeko)で投稿を開始してからフォロワー数をじわじわ拡大し、現時点ではTwitterで14万人、Instagram(taeko_ol)で16万人を超える人気アカウントに。2018年5月に発売された初の書籍は、3カ月弱で4刷まで重版されました。

こうした理不尽はまだわかるけど

なぜか耐え子に訪れる不幸は不可解なものばかり
本作の特徴は、いわゆる“OLあるある”な理不尽な出来事が、耐え子には「前世にどんな大罪を犯したんだ」と疑いたくなるレベルの不幸として日常的に降り掛かってくるところ。ありがちな「ごめん、先にランチ行ってて!」の言い訳も、通常は「急な業務が入ったてしまったから」あたりが妥当でしょうが、耐え子の場合は「政府に危険と判断されて警察に囲まれちゃったから」とか「借り物競走で名前書かれちゃったから」とかとにかく破天荒です。ランチよりも気にすべきことがもっとあるだろうよ。

「平気」がゲシュタルト崩壊

ランチ行くのって難しいよね
そんな異常な不幸を「平気平気!」と作り笑い程度で済ませてしまう耐え子の姿は、寛容というよりは狂気をはらんでおりシュールな笑いを誘います。一方で世の理不尽を耐え忍んでいる姿に、どことなく自分を重ね合わせてしまう……社会のブルースに共感も多い作品です。


猟奇的な同僚・花田ちゃんを始め、出てくる会社の人はたいていヤバイ
2巻となる『耐え子の日常 フルスロットル』には、Twitterの傑作選に加えて100ページ以上の描き下ろしを収録。「ランチに取調室でカツ丼を食べたいから街中で窓ガラスを割り出す」など、はちゃめちゃな行動で耐え子を振り回す同僚・花田ちゃんがますます活発的になる他、耐え子の黒ギャル時代編、さらには「最終回」も収めています。
既刊1巻とどちらも購入した人は、特設サイトで限定漫画を閲覧できる特典も。価格は880円(税別)、Amazon.co.jpや全国書店で販売中。
またねとらぼでは発売を記念し、短期の出張連載が決定しました。第1回目となる今回は「ランチ編」として昼食時の理不尽に我慢するエピソードを紹介。社会のつらさを痛感しがちな月曜日や連休明けに、全7回で掲載していく予定です。
「耐え子の日常」出張連載 第1回「ランチ編」

なぜこうなったかは知らんがやめてとはいいづらい

ここまで来るとなかなか横移動が難しい

急用で動けなくなってランチにいけなくなること多いよね(棒)

ランチ中に念を使ってはいけないと言ったでしょう……!

会話のドッジボールすぎる

捕球できる耐え子もやばい

店員も修羅すぎ

モラルという言葉のない世界線

忘年会シーズンもあらゆる理不尽に耐えていこうね!
(黒木貴啓)


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