韓国の自動車メーカー・KIAが、蝶のようなドアを持つ人工知能(AI)を搭載したE-SUV「HABANIRO」を発表。コンセプトモデルを米国で開催されている「ニューヨーク国際オートショー」で公開しました。

ガソリン燃料を使わないEV(電気自動車)として開発されたHABANIROは、昨今高い人気を得ているSUV(スポーツタイプ多目的車)でありながら、先進的モビリティとしての面を併せ持つ野心的なクルマ。前部、後部にモーターが取り付けられた全輪駆動で、オンロード、オフロードを問わずに快適な走りが楽しめるマシンとなっています。


高度な人工知能(AI)を搭載していることが最大の特徴で、フロントウインドウに表示するHUD(ヘッドアップディスプレイ)や自動運転システムなどの管理だけでなく、ドライバーの感情をリアルタイムに読み取るシステム「READ」によるユーザーサポートにも活用されています。
READはマサチューセッツ工科大学の研究者と共同開発したもので、ドライバーの表情や心拍数などを読み取って、ストレスレベルなどを測定。状況に応じた室内の明るさ調整、気分に合わせたBGMを流すといった室内環境アシスト機能のほか、空腹時に近場のレストランやドライブスルーをピックアップしてナビゲートするといった機能を実現しているそうです。


車体のデザインはシルバーとレッドを基調に「サメ」と「蝶」をモチーフにまとめられています。ガルウィングのようなポップアップドアの1種であるバタフライ・ドアは、車体中央部から観音開きになる仕様で、羽根を開いた蝶をモチーフにしています。全ドアを開いた状態を見ると、ルーフにまでおよぶウインドウもあって、ものすごい開放感ですね。
フロント周辺のデザインはサメがモチーフになっており、クルマの印象を決定づけるフロントグリルはサメの歯を並べたような攻撃的な造形となっています。


HABANIROのスペックや今後の方針など、詳しい情報を明らかにしていませんが、このコンセプトカーによってKIAは今後のE-SUVの方向性を示しました。
(春山優花里)


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