生ぬるい環境の中で本気で漫画家を目指す2人を描いた漫画「君はライバル」が、情熱ほとばしりまくっていてアツいです。作者は『バカレイドッグス』などを手掛けた漫画家の青木優(@a_o_q)さん。本気で張り合えるライバルに出会ったら、何かが変わるかも……!

漫画専門学校に通う庄屋くんは、先日の出張編集部で漫画を見てもらったおかげで新人賞の佳作を取ることができました。確かに受賞はうれしいけれど、心の中には空しさが溢れています。漫画専門学校だというのに出張編集部に漫画を見てもらったのは全生徒の2割程度、しかも庄屋くんの受賞に対しても「サインくれよ」「私も冬コミの原稿がんばろー」「私コスプレして売り子する!」などと言っていて、漫画に対する思いに差があるのは歴然としています。




しかし白木さんは違いました。彼女は編集部からも見込みがあると言われている生徒で、庄屋くんと同じようにこの専門学校の生徒たちに不満を抱いていました。庄屋くんの心の中を察した白木さんは、自分しか庄屋くんのライバルにはなれないと断言してきました。


「庄屋くんの原稿は魂が込められていない」「薄っぺらい」「お前の漫画は魂むき出し過ぎてキモい」「デッサンとかパースとか知ってるか?」――2人はお互いの作品を批評し合い、あまりにも白熱した論争で日もどっぷりと暮れ、先生から「帰れ」と言われる始末。それでもまだ語り足りない2人は白木さんの部屋に行くことになりました。



女の子の一人暮らしの部屋に入って、庄屋くんは気もそぞろになってしまいます。しかし目の前に広がるのは大量の漫画、映画ソフト、作業机という漫画を描く技術と知識のためだけの空間でした。ひたすら漫画のことだけを考えることができる場所とライバル、それこそが庄屋くんが抱えていた空しさを埋めるものだったのでした。



とはいえ、たまに白木さんが見せる女の子っぽい仕草にちょっと気持ちが揺れてしまう庄屋くん。お互いの欠点を補い合いながらも切磋琢磨し、いずれはライバル以上の存在になっていくのかもしれませんね。
読者からは「こういうライバル欲しかった」「張り合える相手って本当に大事だって思えます」「いっそこのままプロット担当と絵の担当な夫婦漫画家になりそうな?」など、2人の関係性にグッとくるリプライが多く届いています。
画像提供:青木優(@a_o_q)さん
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