実家に帰りたくても帰れないからこそ思い出す、社会人1年目の帰省の思い出を描いた漫画が胸に刺さります。作者は漫画家の望月哲門(@Tetsuto1319)さんです。

社会人1年目の帰省の時の思い出
社会人1年目のころ、悩みが重なり休みの日はベッドから出られなくなるほど参っていた望月さん。そんな心身ともに弱り切っていた時期に、連休を使って実家に帰省しました。友だちと遊ぶ気力もなく、家族しか知らない帰省でした。不思議なことに実家ではよく眠れたといいます。




帰省中、母親に一緒に親戚の家に行こうと言われた望月さん。親戚の家で「素直で笑顔な子ども」でいる体力がなく、疲れているからと同行を拒否します。頑固な母親は簡単には引き下がらないだろうと思っていましたが……意外にもすんなりと「うん、分かった」と受け入れてくれたのです。




以前はあっさりと引き下がることはなかった母親。もしかしたら全部分かっていたのかもしれないと望月さんは振り返ります。「弱ったとき、ただそこに居させてくれる場所があるのはなんて幸せなことなんだろう」と思った望月さん。母親が何も聞かずにそっとしておいてくれたことに救われたと、最近たまに思い出して、また救われるような気持ちになるのだそうです。
子どものころは当たり前にあった「ふつう」。でも大人になると「ふつう」でいられることのハードルが高くなることに気づいたと望月さん。母親が自分の「ふつう」を支えてくれたように、自分も誰かが弱ったときにその人の「ふつう」を支えられる人になりたいとつづっています。
弱っていた望月さんの気持ちに気づいて、何も聞かないでいてくれた母親の優しさにじーんと来ます。そうやって誰かが誰かの「ふつう」を支えてくれている……自分もいつか誰かの「ふつう」を支える人になれたらいいなと思います。
読者からは「大人になって親の良さが分かった」「すぐに帰省したい」「何もしなくても何も言われず求められない場所って本当に有難い」といったコメントが寄せられています。
このエピソードは望月さんのnoteで文章でも読むことができます。
画像提供:望月哲門(@Tetsuto1319)さん
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