美術館の正面玄関から堂々と入ってくる黒猫の動画がTwitterに投稿されています。両手で数えきれないほどの来館回数を誇る常連さんです。
正面からやってきた黒猫
広島県にある尾道市立美術館の正面玄関から堂々と侵入を試みているのは近所のレストランに住む黒猫の「ケン」ちゃん(♂)。2017年ごろから同館に通う常連猫で、ねとらぼでも以前、侵入者であるケンちゃんとスタッフのほほえましい攻防戦のもようを紹介しました。
そして2021年6月の現在、その飽くことのない侵入の熱意はまだまだ続いていたのです……!


正面玄関から堂々と侵入を試みるケンちゃん。また来た、どころかしょっちゅう来ているケンちゃんは自動ドアを恐れることもなく、するりと中に入ってきます。
入ってきての「ニャ〜」は「おはよう」って言ってるのかも!?



ケンちゃんにとって美術館はお散歩コースであり、自分の庭のようなものなのでしょう。むしろスタッフとして出勤しているような雰囲気すら見受けられます。
広島県では6月20日まで緊急事態宣言が延長されたこともあり、美術館は休館中。大好きな警備員さんもお休みですが、ケンちゃんはそれでも入口の前でくつろいだり、「ドア開けて」と鳴いたりしているとのこと。そして開けるとためらいなく中に入ってくるのです。
そろそろ美術館に就職しちゃうんじゃないかな……!
開けてニャ〜
誰ニャ、閉めたのは〜



また、2年前までケンちゃんには仲間の地域猫「吾作」君(通称:ゴッちゃん、♂)がいたのですが、こちらは2019年5 月に県内在住の里親さんに引き取られ、攻防戦からは引退。今はおうち猫として幸せに暮らしています。
ゴッちゃんが新しいおうちに行く2日前、ずっと共闘していた2匹はお別れが近づいているのが分かっていたのか、鼻チューで仲良しな姿を見せてくれたそうです。



尾道市立美術館のTwitter(@bijutsu1)には、美術館の情報とともに、日々遊びにやってくるケンちゃんの写真や動画もたくさん投稿されています。そのどれもに「ケンちゃん、おはよう」「ご出勤ですね」などあたたかく迎えるリプライが寄せられ、いかにケンちゃんが愛されているかが伝わってきます。
美術館のスタッフさんたちも猫が大好き! ということで、ケンちゃんのことをあたたかく見守っているのでした。
ケンちゃんとゴッちゃん、警備員さんの穏やかな戦いの歴史は何と漫画化もされています。写真なども合わせて1冊の本となり『警備員さんと猫 尾道市立美術館の猫』というタイトルで販売中です。


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