ねとらぼ
2021/06/30 23:22(公開)

TENGAロケット、ついに機体が完成 1000人の思いを載せて今夏いよいよ宇宙へ

宇宙用TENGA開発のためのデータ収集も行われる予定とのこと。

 TENGAおよびインターステラテクノロジズは6月30日、両社がこの夏に打ち上げを予定している「TENGAロケット」の機体を初公開しました。これが宇宙に行くのか……!

TENGAロケット

これがTENGAロケット!

TENGAロケット

全長は約10メートルと意外に小型

 TENGAの松本光一社長と、インターステラテクノロジズのファウンダーである堀江貴文氏がテレビ番組で共演したことからスタートした「TENGAロケットプロジェクト」。今回公開されたロケットは、インターステラテクノロジズの観測ロケット「MOMO(モモ)」をベースに、TENGAのブランドメッセージである「愛と自由とTENGA」を機体にデザインしたもの。ミッションの一つである、1000人のメッセージを載せたPODを宇宙へと放出するため、独自に開発した放出機構を搭載しているのが特徴となっています。また、ロケットにはデータ計測用のTENGAも搭載され、宇宙用TENGA開発のためのデータ収集も行われる予定とのこと。

TENGAロケット

TENGAロケットのミッションその1、1000人分の寄せ書きを宇宙へ届けること

TENGAロケット

ミッション2は「TENGAロボ」の宇宙到達と地球への帰還

TENGAロケット

宇宙用TENGA開発のためのデータ収集がミッション3

 打ち上げは2021年夏を予定しており、当日の様子はYouTubeやニコニコ動画などでライブ配信される予定。なお、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策のため、打ち上げは完全無観客で行い、また見学者が周囲に集まらないよう、具体的な日程の発表も直前までは控えるとしています。

TENGAロケット

COVID-19対策のため、打ち上げは完全無観客で行われます

機体公開記者会見の様子

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