お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアさんが11月5日、自身のYouTubeチャンネル「千原ジュニアYouTube」を更新。“あの”銚子電鉄でローカル線のレトロ旅を楽しんだ様子を披露しました。

銚子電鉄は千葉県銚子市を走る歴史あるローカル線。同社は2006年に深刻な経営危機に陥り、なぜか“副業”で製造販売をはじめた「ぬれ煎餅」(関連記事)が名物になります。
その後も「まずい棒」「鯖威張る(サバイバル)弁当」、映画「電車を止めるな!」の製作(関連記事)など、自社の経営難をあえて前面に押し出すアイデアと企画(関連記事)で多くのファンに支えられ、愛される鉄道会社です。
「社長、自虐ネタ有名ですがホンマなんですか?」
「ホントですよ。資金が涸れてしまって、今度チキンカレー(資金枯れ)を売ろうかと」「ぬれ煎餅は主力商品。売上の7割がぬれ煎餅ですよ」(銚子電鉄の竹本社長)
レトロ駅舎の中ノ町駅にはカプセルトイも。「ガチャガチャぽいですが違います。ウチのは(経営状況から)ガタガタです」。
「社長、イイすっねそれ!」。銚電マンシール、かなり人気のようです。

ジュニアさんは銚子電鉄名物ぬれ煎餅の“高級版”「ぬれ煎餅PREMIUM」と「まずい棒」を大人買い。「“激辛”と書いてありますが、からくはありません。(経営状況が)激つらいの意味です」(竹本社長)。早速まずい棒を一口ぱくり「お。まずい棒なのにうまい!」。

こうしてやってきた電車はド派手なピンク色の「ピンクニュージンジャー号」!
「何やこれ! クレイジー!」
“岩下の新生姜”でおなじみ岩下食品とのコラボ電車は、ピンク盛り盛りのバルーンとぬいぐるみで装飾した特別車両。すげー。「日本一のエンタメ鉄道を目指しています」(竹本社長)。

ピンクニュージンジャー号の車内では、銚子電鉄の人気車掌/運転士・袖山里穂さんも乗務中。売っていたのはきっぷとご自身のガチ写真集。「買うしかないよな」「マジでエエ写真やわ」。あり得ない体験の連続で大喜びのジュニアさんでした。
「ぜひ何かやりましょう」「ジュニアさん、バイク、クルマと来たら、次は電車ですよ」と竹本社長がムチャ振りしつつもなんだかんだで意気投合。銚子電鉄ジュニア電車、近く、ホントに実現しちゃいそうだ。

ファンからも「まずい棒食べてみたい」「あのぬれ煎餅美味しいんだよなー」「経営危機をバネに楽しんでる感じが好印象だよね」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)



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