今年もいろいろありました。え、多すぎ……?
INDEX
- 【鉄道開業150周年】(10月14日) 盛り上がった150周年 本当の開業日は「9月12日」だった?
- 【おトクなきっぷ】:150周年+自粛後の観光需要喚起に「超おトク」攻め、一方で国鉄時代から続く歴史あるきっぷは……
- 【観光列車の明暗】 新車両登場、一方で引退も…… 観光列車・観光車両の今後の動向は?
- 【クラウドファンディング】 ファンの「がんばれ鉄道」の気持ちを示せる新たな方法、今後にも期待
- 【災害と復旧と……】自然災害による運休、「線路を絶やさない」地域と鉄道会社の努力
- 【廃止と新線】 地方路線は廃線の危機 一方、都市圏では新路線計画が続々進む
- 【ロシアのウクライナ侵攻】 対岸の火事ではなく、エネルギー問題として鉄道業界にも影響
- 【鉄道ゲーム活況】 まさか“公式”が出すとは……! 「鉄道ゲーム」も豊作
- 杉山淳一(すぎやま・じゅんいち)
- (一応…文字列でもどうぞ!)2022年の鉄道ニュース・乗り鉄話題「228選」 杉山版
【観光列車の明暗】 新車両登場、一方で引退も…… 観光列車・観光車両の今後の動向は?
「観光列車」は旧型車両を改造する事例が多く、車両の寿命によって明暗が分かれます。
JR四国の大ヒット観光列車「伊予灘ものがたり」(関連記事)は3両編成の新しい車両になりました。新車両も中古改造ですが、元は特急形なのでグレードアップです。
一方、JR東日本の「とれいゆつばさ」(関連記事)が引退。「フルーティアふくしま」「SL銀河」は車両の老朽化で来年2023年12月の引退が発表されました(関連記事)。

JR北海道はハイデッカー車両「ノースレインボーエクスプレス」(関連記事)の引退(2023年春)を発表。一方で、新規投入される一般形気動車「H100形」のうち4両は観光列車対応型になります。
地方において、鉄道の利便性がほかの交通手段に比べて低くなってきました(関連記事)。そこで「楽しい鉄道」として存続を目指す傾向があります。その旗手として、観光列車、観光車両の動向には今後も注目です。乗り鉄にとって、乗りたくなる「楽しい列車」は大歓迎!!
【クラウドファンディング】 ファンの「がんばれ鉄道」の気持ちを示せる新たな方法、今後にも期待
「鉄道のクラウドファンディング」も話題になった年でした。
野岩鉄道はクラウドファンディングでクロスシート車両「6050型」の存続と回収資金を呼びかけ、目標額1500万円のところ2100万円以上を集めて話題になりました(関連記事)。
大井川鐵道も蒸気機関車「C56形」の修復費用捻出に向けたクラウドファンディングで8400万円以上を集めました(関連記事)。目標の1億円には惜しくも届きませんでしたが、鉄道系クラウドファンディングで最高額となりました。

精神科病院へ東急電鉄8500系の引退車両を保存して展示するクラウドファンディングも話題となりました。「誰もが気軽にこころの内科を受診してほしい」という思いが賛同を呼び、5000万円以上を集めました。民間の静態保存は保守が滞りがちですが、この病院は患者の社会復帰活動として保守事業を実施するとのことです。ユニークな試みです。
企業が実施するクラウドファンディングは費用の全額募集ではなく「一部募集」となる傾向があるようです。お金を集めたいけれど、その行為によって「気持ち」も集めたい。そんな印象を受けました。

