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南極観測船がペンギンに負けた漫画が、南極でしか見られないほほえましい光景で話題です。南極のペンギンの警戒心のなさよ……。

かつて南極で活動していた「南極観測船ふじ」は、日本初の本格的な砕氷艦(さいひょうかん)で、その名の通り南極の厚い氷を砕くパワーを持っています(参考:名古屋港水族館)。南極には港がないため、停泊する場合は氷を砕いて即席の港を作らなくてはなりません。


しかしこの日はちょっとしたトラブルが。港にするために氷を砕こうとしたその場所に、1羽のペンギンがいたのです。条約により、南極では生き物を傷つけてはいけません。そこで汽笛を鳴らして退かせようとしました。


「退いてー」と言わんばかりに汽笛を鳴らしたものの、どこ吹く風。それどころかまた1羽、さらに1羽と、ペンギンはどんどんと増えてきて群れを作ってしまったのです。何度汽笛を鳴らしてもペンギンたちは動かず、そこを港にするのを諦めるしかなかったのでした。もうこれは仕方がないですね。
アデリーペンギンは南極の氷上では天敵がいないため、人間や大型船に対しての警戒心が薄いそうで、タラップを使って乗船してくることもしばしばあるようです。
漫画には「野生のペンギン見に南極に行きたくなっちゃいます」「船のことはクジラだと思ってそう」「南極だからこその光景ですね」など、自由なペンギンのかわいさをほほえましく感じた読者からのコメントが寄せられています。船員たちも同じ気持ちだったかもしれませんね。
作者は漫画家のふくのうみ(@umi_sousaku)さん。今回の漫画は、実話をもとにした南極観測隊の漫画『ふじと南極のなかまたち』の一編で、単行本が販売中。またKindleで『ジェンツーきたよ』が無料電子書籍で配信中です。
作品提供:ふくのうみ(@umi_sousaku)さん

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