第3子100万円、第4子300万円、第5子以降500万円――大手通信会社「ソフトバンク」の出産祝金が高額であることに驚く投稿が、X(旧Twitter)で先ごろ話題になりました。出産祝金を充実させた背景について尋ねてみました。

大きな反響があった「ソフトバンク」の出産祝金とは (写真AC)
慶弔見舞金の1つであり、社員または社員の配偶者の出産の際に支給される出産祝金。相場は1万円〜3万円ほど(2023年10月現在)で、支給されない企業もあります。
ソフトバンクの公式サイトにある「仕事と育児・介護の両立支援」の説明によると、勤務年数1年以上の社員に第1子5万円、第2子10万円、第3子100万円、第4子300万円、第5子以降500万円が支給される規定になっています(勤続1年未満は一律2万円)。

支給額の大きさに驚く人が多かった「出産祝金制度」(ソフトバンク「仕事と育児・介護の両立支援」より)
Xでは支給額の大きさに驚くコメントや、手厚い子育て支援への称賛の声が多数ありました。このような企業がもっと増えればいいのにという人や、他にも出産祝金が多く支給される企業があると紹介する人も。
ソフトバンクが相場を大きく超える出産祝金を支給するようになったのはいつからで、どんなきっかけがあったのか。社員にはどのように受けとめられているのかなどを聞いてみました。
「日本の少子化対策における企業の社会的責任を果たす」
ソフトバンクが出産祝金制度を充実させたのは2007年4月から。同年3月以前の支給額は3000円から1万5000円だったといいます(勤続年数や子どもの数で異なる)。
「日本の少子化対策における企業の社会的責任を果たすことをソフトバンクが牽引していくという意気込みを、社内外にメッセージとして広く啓蒙していくことを狙いとして開始しました」(ソフトバンク)

育児・介護をしながら働ける環境のために、多様な制度を整備(ソフトバンク「仕事と育児・介護の両立支援」より)
第1子から第5子までで支給金額が大きく異なりますが、金額を設定した意図については、「世の中も社内もなかなか第3子以上のお子さんがいる家庭は少なく、少子化対策を牽引していくためにも、第3子目より大幅に増額した」とのことです。
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