「BAD HOP」YZERR、乱闘騒ぎ＆dis曲の「舐達麻」へ一部アンサー　“文春報道”ネタに「裸の王が“裸の写真”求めてる」

　人気ヒップホップ・クルー「BAD HOP」のYZERRさんが1月21日放送のラジオ番組「#リバトーク TO THE DOME」（Interfm）に出演。確執のあるヒップホップ・クルー「舐達麻」のBADSAIKUSHさんらを徹底攻撃した他、アンサーソングも一部公開しました。

4年前から続いていた“さざ波”

　BADSAIKUSHさんがラッパーのRYKEY DADDY DIRTYさんと2019年に発表した楽曲「You Can Get Again」の内容の一部が、BAD HOPを貶めていたと捉えられたことに端を発する今回の暗闘。

　2023年10月に愛知で行われた音楽イベントに両クルーが参加することとなった際、YZERRさんがBADSAIKUSHさんにステージ裏で「お前俺のことディスったよな？」とつかみかかる動画がSNS上で拡散され、大きな話題となりました（関連記事）。

　YZERRさんが“乱闘騒ぎ”直後に行ったInstagramの生配信でBADSAIKUSHさんを徹底追及する一方（関連記事）、舐達麻は2023年12月に楽曲「FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD」を発表。

　タイトルからしてBAD HOPをdisしている同曲は、「マッハ超えてインスタで飛ぶツバ／大勢のその他たちは川崎でお留守番」「早いとこ抜け出せよ／神奈川1のゲットー」などとYZERRさんのインスタライブをたたき、相手側を“子ども”だとこき下ろす内容となっていました。

アンサー曲「メッキが剥げ逃げ出す／焦ったお前は曲出す」

　YZERRさんは同曲に対するリアクションをしばらく控えていましたが、2024年1月21日のラジオ番組中、渡航先のドバイで当該楽曲を聞いていたと告白します。

　リリックの内容を「大した事も言ってねえしさ。本当にろくでもねえな」と一蹴した後で、くだんのインスタライブ終了後に舐達麻メンバーからDMを受け取ったと主張。

　そこには「気持ちわかるよ。本当に悪いことをしたし、YZERRが怒る気持ちもわかるから」「川崎行くから、ちょっとでもいいから話聞いてくれないかな？」と書いてあったとし、一方では謝罪し一方ではdisする矛盾した姿勢を「アイツら根本がウソつきじゃん」「根はいい人たちなんだよ。でも、コスいヤツはコスいんだよ」と糾弾していました。

　YZERRさんはドバイ滞在中、あまり過ぎた時間をもとにして作ったという“幻の一曲”を最後に一部披露。

　このアンサー曲では、自分たちのラップを「メッキ欠けた」と表現した先のdis曲を“本歌取り”する格好で、「メッキが剥げ逃げ出す／焦ったお前は曲出す」と切り返した他、「仲間置いて逃げるような／絵に描いた裸の王が“裸の写真”を求めてる」と痛烈な一言。この箇所は、BADSAIKUSHさんが元交際女性との別れ話をこじれさせた際、相手の“裸の写真”を要求したとされる2023年9月の『週刊文春』報道をもとにしたと思われます。

　なお、「都合のいい言葉ならべず改心をしろ」で幕を閉じたこの曲について、YZERRさんはリスナーが望むのであれば正規リリースも考えているとしています。