爽やかに花を咲かせるためのアジサイの手入れ方法を解説する動画が、YouTubeに投稿されました。「これだけやればキレイになる」と題した動画の再生数は記事執筆時点で5万4000回を超えており、790件以上の高評価を獲得しています。
アジサイの枝を整理
投稿者はYouTubeチャンネル「植木屋ケンチャンネル」を運営しているケンゾーさん。園芸装飾一級技能士の資格を持ち、植木屋として20年以上活動してきたプロフェッショナルです。以前には種類別の雑草対策方法が話題となりました。
今回は軽トラックの荷台に置いた開花前のガクアジサイを使って、枝の整理のやり方を解説。地面もしくは植木鉢から生えていると想定したこの株は、中心部をよく見ると枯れ枝がたくさん生えています。
枝の隙間には落ち葉が詰まっており、全体的に見栄えがよくありません。落葉が堆積している部分は虫の巣にもなってしまうため、見た目を整える意味も含めて枯れ枝は全て切り落とします。
アジサイの枝は柔らかいので、通常のせん定バサミで十分。根元からどんどん切り、詰まっている葉をかき出します。
根元から切ることを意識するあまり、まだ生きている健康な枝まで切らないよう注意。たくさんの枯れ枝を切り落としたことで、中心部はかなりすっきりしました。
次は枝先にある小さい枯れ枝を落としていきます。この作業で注意すべきは「切断する位置」。根元から深く切ってしまうと、その影響で近くに生えている元気な枝まで枯れてしまう可能性があるため、1センチほど離れた場所を切り落とします。
全体のシルエットを整える
枯れ枝を全て落としたら、悪目立ちしているものや変な生え方をしているものなど、全体の印象を損なう枝を除去。見栄えの悪い枝がなくなったことで、ガクアジサイのシルエットが整ってきました。
手入れ作業の最終段階では枝の流れを整えるように切ります。例として取り上げたのは、密集するように生えている3本の枝。このままではゴチャゴチャとした感じがするため、思い切って最奥にある1本を切り落とします。
このガクアジサイには上方向へと突出している、とりわけ長い1本の枝が生えています。教科書的に考えればこの枝も除去すべきところですが“高い位置で咲く花も良いもの”と考え、あえて残すことにしました。
次に手を加えるのは、連なるように太い枝から生えている小さな枝たち。伸び伸びとした感じを出すべく、株の中心に一番近い枝を1本カットしました。これにより空間が生まれて、日当たりと風通しがよくなります。
手入れ後のアジサイの姿
手入れが施されたガクアジサイは扇形に広がる感じのシルエットとなりました。あえて切らなかった突出している枝もいい味を出しています。花芽の数こそ減りましたが、空間が広いため開花した際は涼し気な印象になるそうです。
コメント欄には、「全体が生き生きとしてきました。開花後もぜひ見たいです」「せん定は十人十色 その人のセンスが光ますよね 奥が深いです」「センスが華道」「とっても参考になりました」などの感想が寄せられています。
このほかにも同チャンネルでは、ツツジやハナミズキ、サツキといった庭木の手入れ方法などを数多く紹介しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「植木屋ケンチャンネル」
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