ねとらぼ
2026/06/25 20:15(公開)

レイアウトが難しい“L字間取り”のお部屋→プロに相談したら…… 印象ガラリの“正解テク”が参考になる

 理想のインテリアにしたいのに、間取りや床の色がネックになってなかなか思い通りにならない……。そんな悩みにインテリアのプロが答える動画が、YouTubeで好評を集めています。

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視聴者の悩みをプロが解決

 投稿したのは、インテリアブランド・Re:CENO(リセノ)の公式YouTubeチャンネル「Re:CENOインテリア」(@ReCENOinterior)。「センスがなくても、お部屋づくりは楽しめる」をコンセプトに、家を美しく整えるヒントを発信しています。

 今回紹介するのは、新シリーズ「インテリアスタイリストのお悩み相談室」の第1回動画。間取りや収納、インテリア選びなど、視聴者から届いたお部屋づくりの悩みに、スタイリストの武尾さんが改善のヒントを提案していきます。

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間取りと床色がお部屋づくりの壁に

 今回相談を寄せたのは、築18年のマンションで夫婦と娘さん、そして愛猫と暮らしているKAZEさん。10年ほど前に間取りを変更してリビングダイニングを広げたものの、L字型になったことでキッチン横にデッドスペースが生まれ、その使い方に悩んでいるといいます。

キッチン横の余白が気になるL字型のリビングダイニング
キッチン横の余白が気になるL字型のリビングダイニング

 また、北欧ナチュラルなインテリアに憧れているものの、濃いブラウンの床色に合わせて家具も濃い色でそろえたことで、お部屋全体が重たい印象になってしまったのだとか。加えて、収納の活用方法や間接照明の取り入れ方にも悩んでいるそうです。

理想の雰囲気に合わない濃いブラウンの床色
理想の雰囲気に合わない濃いブラウンの床色

 KAZEさんの悩みをまとめると、濃い床色、L字間取りのレイアウト、収納の活用法、照明の置き方の4つ。これらを踏まえて、武尾さんは3Dモデルを使いながら改善のためのアイデアを順番に提案していきます。

悩みは全部で4つ
悩みは全部で4つ
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床色の悩みは“2つのアプローチ”で解決

 まず紹介されたのは、濃い床色を整えるための2つのアプローチ。1つ目は、タイルカーペットを敷いて床色そのものを明るく見せる方法です。部屋の形に合わせて施工できるため取り入れやすく、リノベーションより手軽で現実的な選択肢だといいます。

タイルカーペットで印象がらり!
タイルカーペットで印象がらり!

 動画では床の色を明るいトーンに変更し、ナチュラルカラーの家具を組み合わせてコーディネート。ダイニングテーブルやチェアは明るい木目調のものに置き換えつつ、ラタンやペーパーコードといった自然素材を取り入れることで、北欧ナチュラルな雰囲気へと近づけています。

 加えて、カーテンをレースカーテンのみに変更し、テレビボードやソファも低めのデザインに。こうすることで視線が抜けやすくなり、空間をより軽やかに見せられるそうです。

ナチュラルカラーの家具を組み合わせてコーディネート
ナチュラルカラーの家具を組み合わせてコーディネート

 「タイルカーペットは少しハードルが高い……」と感じる人に向けて紹介されたのが、「濃い床色と空間のギャップを少なくする」という2つ目のアプローチ。濃い床色には濃い色の家具を合わせるよりも、あえて明るいカラーの家具やラグを組み合わせることで明るさのグラデーションが生まれ、床色の印象を抑えることができるといいます。

濃い床色と空間のギャップを少なくするのも、一つの方法
濃い床色と空間のギャップを少なくするのも、一つの方法

デッドスペースを“くつろぎ空間”に

 続いて取り上げたのは、L字間取りの活用法です。武尾さんによると、L字型の住まいでは正方形のデッドスペースが生まれやすく、これがレイアウトの難しさにつながっているのだとか。こうした空間は新たな役割を持たせることで、使い勝手と見た目の両方を改善できるといいます。

L字型の間取りは、どうしてもデッドスペースが生まれてしまうもの
L字型の間取りは、どうしてもデッドスペースが生まれてしまうもの

 KAZEさん一家の場合は、家族が自宅でゆったり過ごす時間を大切にしていることから、ラウンジチェアを置いた“くつろぎスペース”を新設。ラウンジチェアの下にはラグを敷いてゾーニングすることで、空間ごとにまとまりを持たせています。

デッドスペースにくつろぎスペースを新設
デッドスペースにくつろぎスペースを新設

 あわせて、悩みの種だった大きなニッチの活用法も紹介。小物をたくさん並べるのではなく、大きめのアートや照明、ウォールシェルフなどを組み合わせて“塊”として見せることで、すっきりとした印象になるとアドバイスしています。このとき、三角形を意識して配置するのが塊を作るコツなのだそうです。

大きなニッチの活用法
大きなニッチの活用法

“手軽な収納”で使い心地アップ

 収納の悩みについて、武尾さんはKAZEさん宅には扉付きの収納が多く、物の出し入れにやや手間がかかる点を指摘。その結果、日常的によく使うものがお部屋のあちこちに点在してしまっていると分析します。

物の出し入れにやや手間がかかる扉付き収納
物の出し入れにやや手間がかかる扉付き収納

 そこで、キッチンカウンター下のオープン棚にカゴを追加し、引き出し感覚で使える収納へと改善。さらに、キッチン横とソファ横にはトローリーやバスケットを取り入れ、日用品をサッと出し入れできる手軽な収納を新たに設けました。

日用品をサッと取り出しやすい手軽な収納を新設
日用品をサッと取り出しやすい手軽な収納を新設

 また、「キャビネットを置く場所がない」という悩みは、ニッチ横のスペースに奥行きの浅いキャビネットを置くことで解決。家具選びによって限られた空間も有効活用できるそうです。

キャビネットはニッチ側に配置
キャビネットはニッチ側に配置

照明は“上下左右”に散らす

 最後に取り上げたのは、照明の置き方です。リセノが推奨しているのは、複数の照明を組み合わせて空間を照らす「多灯照明」という方法。このとき、ただ数を増やすだけではなく、天井・床・家具の上など、上下左右に光を散らすことが重要だといいます。

ビフォーは天井照明がメイン
ビフォーは天井照明がメイン

 天井照明が中心だったKAZEさん宅には、フロアライトやブラケットライト、テーブルライトを追加。足りない場所を埋めるように光を配置することで、空間に奥行きや陰影が生まれ、より落ち着いてリラックスできる雰囲気になりました。

照明を散らして、奥行きを演出
照明を散らして、奥行きを演出

新シリーズに「楽しみです」の声

 こうして4つの悩みを解決しながら、理想の北欧ナチュラルな空間へと生まれ変わった今回のお部屋。インテリアはセンスだけでなく、「順番とルール」で整えられるというプロの考え方が伝わってくる内容となっていました。

 新たにスタートしたシリーズに、コメント欄には「これからいろんなお家から学べる要素がありそうで楽しみです」「いつも動画楽しみにしています。ブルー基調の部屋など、カラーをテーマにしたお部屋が見てみたいです」など、期待やリクエストの声が寄せられています。

 リセノはYouTubeで「インテリア講座」などを展開しているほか、InstagramTikTokでも暮らしに役立つインテリア情報を発信中。また、リセノのセオリーなどを掲載した書籍『ナチュラルヴィンテージで作る センスのいらないインテリア』や、インテリアの教科書・完全版『ふつうのお家を、美しく。』なども出版しています。

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動画提供:Re:CENOインテリア(@ReCENOinterior

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