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ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は6月9日、2025年1月~12月を対象にマクロミルグループに調査を委託したレポート「TikTok Socio-Economic Impact Report~日本における経済的・社会的影響~」の発表会を都内で開催した。本調査レポートは今年で3回目の実施。日本でサービスを開始してから9年が経過したTikTokの、国内における経済的・社会的影響について報告した。
TikTokは現在、世界で10億人以上のユーザーに利用され、日本国内での月間アクティブユーザー数は約4950万人※。本レポートによると、2025年に日本においてTikTokを通じて発生した推定消費額は3468億円(前年比+46%)だった。消費額拡大の背景には、TikTok動画との親和性が高い領域での消費拡大や、2025年6月に国内でローンチしたTikTok Shopによる、ディスカバリーEコマース(発見から購買)の消費体験の拡大など、複合的な要因があるとした。
※2026年5月末時点。TikTok調べ。ユーザー数はTikTokとTikTok Liteのユーザー数(重複を除く)
国内名目GDPへの貢献額は6800億円(前年比+40%)
また、国内名目GDPへの貢献額は6800億円(前年比+40%)、雇用創出は5万2000人に拡大と推定。国内名目GDPへの貢献額の内訳は、直接的影響が3160億円、間接的影響が853億円、誘発的影響が2787億円と推計した。
TikTok上で活動するクリエイターは、全国で235万人(前年比+4%)とし、クリエイターの推定収益は1389億円(前年比+16%)と試算された。クリエイターの投稿カテゴリで最も多いものは「旅行・Vlog」で29.6%。「ニュース・社会問題」「教育・学習」のコンテンツも上昇していると説明した。
流行の発信源から、日常的に利用される情報ツールへと変化
直近1年以内にTikTokを視聴した割合は32.4%(前年比+0.8%)と3年連続で拡大しており、30代では34.1%、40代では29.1%が利用。幅広い世代への浸透が進んでいるとし、流行の発信源から、日常的に利用される情報ツールへと変化しつつある、と説明した。
また、TikTokを週1回以上使うユーザーのうち、「TikTokで紹介された観光地・スポットを実際に訪れた」ユーザーは33.5%、「TikTokは社会課題や時事問題への関心のきっかけになる」と感じるユーザーは45.9%、「TikTokで紹介された映画作品を実際に映画館で鑑賞した」ユーザーは29.0%と紹介。コンテンツがユーザーの興味・関心を喚起し、検索や来訪などのリアルな行動へとつながっていると説明した。
パネルディスカッションでは、TikTokで情報発信しているクリエイターたちが登壇。けんご 小説紹介【紙上健吾】氏は、TikTokの動画で紹介した小説が10万部以上増刷されたことなどを挙げ、視聴者の興味を呼び起こし、購買のきっかけとなった事例を紹介した。
第2部のパネルディスカッションでは、地域や観光への貢献をテーマに、和歌山県観光振興課の見上育民氏が登壇し、「地域全体の魅力を高めていくうえで、TikTokには地域とユーザーの橋渡しとしての役割を期待している」と述べた。
主要な調査結果
(C)「TikTok Socio-Economic Impact Report 〜日本における経済的・社会的影響〜」
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