俳優の奈緒さんが6月11日、東京都内で行われた主演映画『死ねばいいのに』(7月6日公開)の完成披露上映会舞台あいさつに登壇。監督の金井純一さん、原作者の京極夏彦さんとともに作品への思いや、“どうしても知りたい”ことについて語りました。
原作者の感想に「すごくほっとして力が抜けました」
映画『死ねばいいのに』は京極さんの同名小説が原作。奈緒さん演じる主人公・渡来映子が、殺害された“鹿島亜佐美”という人物について知るため、生前、彼女と付き合いがあった人物のもとを訪ねていくミステリー作品です。
この日、首元にリボンを結んだボウタイがアクセントとなった黒のブラウスに、黒のワイドパンツとオールブラックのコーディネートで登壇した奈緒さん。初上映を迎えた心境を問われると「皆さんからどういった感想がいただけるのかというのがもう本当にドキドキします」と答え、少し緊張した様子でした。
その後、京極さんから「僕が書いた小説の風景が、こんな風景かと少し感動しました」「原作とは違うんだけどもその通りだなといたく感心した次第です」と素直な感想が飛び出すと、奈緒さんは「すごくほっとして力が抜けました」と安堵(あんど)の表情を見せました。
奈緒さんが今どうしても知りたいこと
作品内で主人公が執拗に被害者の知人を尋ね続けることにちなんで、「今気になっていること、もしくはこれだけはどうしても知りたい!と思っていること」をボードで発表しトークする場面も。
奈緒さんは“京極先生”を挙げ、「現場でお会いしたときはもう緊張してお話なんてとてもできなかった」と初対面の様子を振り返りました。続けて「でも、もう今完成しちゃったし。なんでも話せるんじゃないか」「普通にもっとお話ししたい」と素直な感想が漏れると、周囲の笑いを誘いました。
作品と向き合って感じた印象
最後に映画を見る人に向けてメッセージを求められた奈緒さん。「『死ねばいいのに』というタイトルとこの映画と向き合ったときに、“のに”という表現がとても日本人らしく、曖昧でその先には何か違う言葉が続くように感じました」「この映画を見てぜひ皆さんにタイトルの先に続く言葉を探していただきたいと思います」と伝えました。
さらに「言葉というのは受け取り方一つでも変わると思います」「もちろん投げかける方もそうですが、受け取る私たちがどういうふうに言葉を受け取るかということを一緒に考えられたら幸せです」と締めくくりました。
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