大正時代の“花嫁の手引”を参考に、100年前のメイクを現代のコスメで再現した動画がInstagramで話題です。動画は記事執筆時点で75万回以上再生され、1万5000件以上の“いいね”を獲得しています。
大正文化を発信する宮寺理美さん
動画を投稿したのは、大正ロマンや昭和レトロの文化を研究している「宮寺理美」(@sato_retro)さん。古書や実物資料を参考に当時の装いや暮らしの様子を発信しています。以前には、大正時代の“お花見弁当の一品”が話題になりました。
顔の半分だけ大正メイクに挑戦
今回は、1924年(大正13年)に発行された「結婚美容育児体法写真宝典」を参考に、100年前のメイクを現代のコスメで再現していきます。違いが分かりやすいよう、顔の半分は普段通りのメイク、もう半分に大正時代のメイクを施すことにしました。
まずは、アイブロウペンシルで眉毛を描いていきます。眉山から横に向かって描き、三日月形に整えるのが当時の流行。現在主流の眉とは大きく形が異なり、早くも印象の違いが現れました。
目を大きく見せようとする工夫
お次はアイメイク。当時はアイシャドウもマスカラも普及していなかったため、アイホールに頬紅をのせ、まつげは拭くだけ。下まぶたに1センチほどのアイラインを引き、まつげを描き足していきます。現代ほどコスメは充実していませんが、目を大きく見せようとする工夫が感じられます。
さらに、ノーズシャドウがすでに取り入れられていたようで、三角に影を入れて鼻筋を強調。口紅は小さめに塗り、上唇を桜の花びらのような形に整えます。ほくろを描いて小顔に見せるテクニックも紹介されており、描き足していきました。
現代メイクと見比べると……
最後に、耳たぶにほんのりと紅をさせば……大正時代のメイクが完成です! 見比べてみると、一番印象が変わるのは目元。現代メイクはやわらかい印象なのに対し、大正メイクはどこか涼しげで和服が映える上品な仕上がりになっています。
大きく印象が変わるかと思いきや、現代メイクとの共通点も意外と多く、古臭さはほとんど感じられません。目を大きく見せたり鼻筋を強調したりと、美しく見せるための工夫は今も昔も変わらないようですね。
「わぁ素敵です」「アイデアに感心」と反響
大正時代と現代のメイクの比較に、コメント欄では「わぁ素敵です 私もやってみます!」「おおおおお! 昔のお化粧も、その当時の日本人の顔形に沿って変わっていってるのですね」「可愛い!」「眉と目の印象が一番違うかも」「ほくろを描き足すアイデアに感心いたしました」「おちょぼ口が美人とされていたのかな?」といった声が寄せられています。
宮寺理美さんの動画まとめ
動画提供:宮寺理美(@sato_retro)さん
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