切り出したヤマザクラの幹を鉢に植えてみると……? 驚きの結末を捉えた動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で4万9000回を超えており、800件以上の高評価を獲得しています。
ヤマザクラを1株採取
投稿したのは、自然豊かな田舎で暮らしながら盆栽の作品やお手入れの様子を発信しているyamasibon KIWA(@yamasibonkiwa)さん。以前には「巨大松ぼっくりチャレンジ5年間の成長」と題した記録映像が話題となりました。
今回は、ある山の斜面に生えているヤマザクラを採取。これを使ってなんと盆栽を作るそうです。なお、今回のように山の植物を採取する企画は、投稿者さんが所有している山、もしくは所有者から事前に採取の許可を得た山で行っています。
採るのは1人でも持ち運べるちょうど良いサイズのヤマザクラ。長く伸びた幹と土に埋まっている複数の根を切って株全体をゆすり、斜面から取り出しました。採取のために掘り返した周辺の土は、しっかりと戻しておきます。
持ち帰った株は容器内の水に浸し、根鉢に水を吸わせます。吸水して柔らかくなった土を取り除いたら、はさみとのこぎりを使って根の長さや形を調整します。ある程度の長さと本数を確保しつつ、鉢へ植えやすい根っこにしました。
鉢に植えて、袋をかぶせて
今回使うのは底がやや浅めの鉢です。鉢底ネットを敷いたら大きい石と小さい石、砂利、水はけの良い土を順番に入れます。ある程度の厚さまで土を積んだらヤマザクラをセットし、根が見えなくなるまで土を足していきます。
ここで、採取時に切った幹の断面を木工用の接着剤でコーティングします。株元にたくさんの水を注いでしっかり根と土を密着させました。仕上げに透明な袋をかぶせてしばらく静置。採取を行った3月から月日は流れ、ビニールハウスに置かれたような状態でヤマザクラは4月を迎えます。
4月になると……
縛っていたひもをほどいて袋を外すと、幹の脇からたくさんの芽が生えていました! 鉢植えのヤマザクラはその後もすくすくと成長し、5月にはとても青々とした状態になりました。地面に近い部位から生えている小さな葉は、この段階で剪定(せんてい)しておきます。
そして迎えた8月。細かった枝も今やしっかり太く、長くなりました。深緑色の葉に包まれた状態のヤマザクラからは、静かですが非常に力強い生命エネルギーが伝わってきます。
コメント欄には、「リラックスできる動画をありがとう」「とても美しい」「本当にすばらしい仕事ぶり」「今後の経過が楽しみ」などの感想が寄せられています。
yamasibon KIWAさんは、Instagram(@yamasibon)とX(Twitter/@yamasibonKIWA)も運営中。YouTubeチャンネルではナンテンの株を採取する様子や、鉢に植えたエゴノキのその後を収めた動画などが公開中です。
画像提供:yamasibon KIWA(@yamasibonkiwa)さん
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