1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2025年5月にYouTubeに投稿された、インテリアのプロが「部屋が垢抜ける家具配置のコツ」を解説した動画を紹介します。

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殺風景に見える部屋をプロが模様替え

 動画を投稿したのは、インテリアコーディネーター&コンテンツクリエイターのリンダさん。自身のYouTubeチャンネル「HYGGESCAPE / リンダ」(@hyggescape)では、インテリアコーデ事例や、家づくりのアイデアを通して、「自分らしく楽しむ海外のようなインテリアのつくり方」を発信しています。

 今回のテーマは、「部屋が垢抜けるレイアウト術」。30代夫婦から寄せられた相談をもとに、レイアウトの重要性や、居心地の良い空間をつくるコツなどを丁寧に解説しています。

30代夫婦が暮らす家のレイアウト図

 相談内容は、「家具をただ置いているように見え、部屋全体に温かみが足りず殺風景に感じてしまう」というもの。リビングに隣接する洋室や窓辺のベンチもうまく活用できず、どこか落ち着かないといいます。

どこか殺風景に感じてしまうリビング・ダイニング

 理想は大きな窓からイチョウの木を眺めながら、家族や友人とゆったり話せる空間。今あるダイニングセット、ソファ、テレビ台をそのまま生かしつつ、居心地のよいリビング・ダイニングをつくりたいのだそうです。

ダイニングセット、ソファ、テレビ台を生かしつつ、理想の空間をかなえたい!
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原因は「レイアウト」にあり!

 この悩みを受け、リンダさんがまず伝えたのは、家具を選ぶ前にレイアウトを考えることの大切さです。先にお気に入りの家具を購入すると、ほかの家具や配置を合わせる必要が生じ、選択肢が狭まることも。まずは理想の暮らしから逆算して必要な家具や配置を考えることが、空間づくりの第一歩になるといいます。

家具を選ぶ前にレイアウトを考えることが大切

 また、レイアウトづくりのポイントは、座ったときの視界と、家具が生む形や空間のバランス。その部屋でどんな時間を過ごしたいかを考え、それに合う視界を家具の配置でつくることが重要なのだそうです。

レイアウトづくりのポイント

 このポイントを踏まえると、相談者の部屋全体が「テレビを見るための空間」になっていることが分かります。ソファやダイニングチェア、窓辺のベンチのどこに座っても、目に入るのはテレビか壁だけ。みんなで会話を楽しみたいという相談者の希望とは異なる配置です。

今の部屋は「テレビを見るための空間」になっていることを指摘

 さらにリンダさんは、家具がテレビに向かって一直線に並んでいることも指摘。余白は十分にあるものの、配置に変化やリズムがなく、殺風景な印象になっていると解説します。

家具がテレビに向かって一直線に並んでいることも課題

手持ちの家具の配置を変更

 そこで、まずは手持ちのダイニングテーブルをキッチンカウンターと平行になるように回転。テレビだけでなく、窓の景色や室内にも目を向けられるようにしました。リビング側に開かれた配置になったことで、ダイニングにも出入りしやすくなっています。

ダイニングテーブルの配置を変更

 続いて、テレビの正面に置かれていたソファを90度回転させ、窓に向けて配置。テレビの見やすさは少し下がりますが、ソファから窓の景色を眺められるようになりました。ダイニングや窓辺のベンチにいる人とも視線がつながるため、自然と会話が生まれる配置になっています。

ソファの配置を変更
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斜め置きのチェアでリズムをプラス

 ソファの向かいには、シングルソファをプラス。座る場所を増やして団らんの空間をつくりつつ、テレビの見やすさも補います。このとき、シングルソファはあえて斜めに置くことがポイント。四角い部屋や直線的な家具が多い空間に意図的な変化を加えることで、見た目にリズムが生まれるのだそうです。

リビングにシングルソファをプラス

 離れ小島のように見えていたソファとシングルソファは、下にラグを敷くことで一体感のある空間に。リビングの範囲が明確になり、家具を美しく見せるディスプレイ効果も加わりました。

ラグを敷いて、リビングの範囲を明確化

 使い道が定まらなかった隣の洋室にも、角度を変えてラウンジチェアを2脚設置。照明やアートを組み合わせれば、リビングやダイニングとは異なる視界を楽しめる、もう1つのくつろぎスペースになります。

洋室にもラウンジチェアを2脚設置
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印象ガラリの空間に「とても勉強になりました!」

 大物家具を買い替えず、主に向きと場所を変えるだけで、部屋の印象をぐっとおしゃれに変えた今回の模様替え。夫婦が実際に新しい配置を試したところ、ダイニングで過ごす時間が長くなり、リビングとダイニングに別々にいるときも夫婦の会話が増えたそうです。部屋の印象を変えたいときは、まず視界を意識して家具の配置を見直してみるだけでも、居心地がガラリと変わるかもしれませんね!

模様替え後のイメージ
模様替え後のレイアウト図

 この動画に対し、コメント欄には「どんな暮らしをしたいか…からまずレイアウトを考えるということ、とても参考になりました」「つづきの洋室を意味ある空間にする! 当たり前だけど目から鱗!」「とても勉強になりました!」「インテリアが目的なのではなく、何かの目的のためにインテリアがあるという考えが好きです」「我が家もかなり殺風景なので、いつかコーディネートをお願いしたいです」といった反応が寄せられています。

 リンダさんはこのほかにも、YouTubeやInstagramでインテリアに関する情報を発信中です。

ほかの動画を見る

動画提供:HYGGESCAPE / リンダ(@hyggescape)さん

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