2026年3月、水没したGT-Rのエンジンを分解していく動画がYouTubeに投稿され、すさまじい状態の部品たちと“格闘”する姿が「声出たわw」「これが250万かぁ…」「泣きたくなる」と話題となりました。ねとらぼの記事でも大反響を呼び、動画の再生数は今回の記事執筆時点までに59万回に達しています。今回、ねとらぼ編集部では、記事掲載から約半年が経過した投稿者さんにあらためて話を聞きました。

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「GT-R R32型」をレストアしたい

 投稿者は、YouTubeチャンネル「シュンヤのガレージライフ」(@shunyagl0413)のシュンヤさん。塗装や整備を通じて車がきれいになっていく様子を発信しており、話題となった動画では、業者オークションで250万円で購入した不動車「GT-R R32型」をレストアすべく、心臓部であるRB26エンジンを分解していきます。水没によりエンジンの内外がさびだらけになっていることは分かっており、少しでも使えそうな部品を回収するために分解します。

エンジンの分解を試みる!
ターボチャージャーもこの通り
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サビだらけのパーツの中で例外も

 分解していくと、これまで見えなかったところもサビだらけであることを確認。前の持ち主が無理やりパーツを外そうとして開けてしまった穴や、なかなか緩まないボルトなどに悪戦苦闘しつつも分解を進めていくと、中にはきれいな部品もあり、エンジン全体が水没したわけではないことがうかがえました。

こじ開けようとした痕跡
サーモスタットを外した瞬間
全部が水につかった訳ではない?
まだら模様となったカバー
ボルトを外す作業に再挑戦

「ウォーターハンマー現象」が起こっていた

 しかし、シリンダー内部を見ると、赤茶色のさびに覆われており、シュンヤさんは「笑うしかねぇな、これ」「こんなひどいエンジン見たことない」と驚きます。試行錯誤の末、固着したピストンを外すと分解作業は終了。ピストンのうち1本が変形しており、エンジン内に入り込んだ水の影響で大きな負荷がかかって部品がゆがんでしまう「ウォーターハンマー現象」が起こったことが判明しました。結果的にエンジンのレストアを断念したシュンヤさんは、より状態の良い中古エンジンを探すことになります。

分かってはいたが、ひどい!
汚れがベットリ
四苦八苦した先に待ち受けていた“厳しい現実”
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シュンヤさんにあらためてお話をうかがいました

 動画投稿から半年以上がたった今、ねとらぼ編集部は投稿者のシュンヤさんにあらためてお話をうかがいました。

——前回の記事から時間が経ちましたが、現在GT-R R32のレストアはどこまで進んでいますか?

シュンヤさん:ボディ(フレーム)の損傷が激しかったため交換することになり、ボディの板金塗装を進めながら、同時進行で内燃機屋さんにエンジンの加工を依頼しているところです。

——この投稿が大きな反響を集めましたが、当時はどんなお気持ちでしたでしょうか?

シュンヤさん:自分としては、車をもう一度走れる状態にしたいという気持ちで、ひとつひとつ作業を進めていただけだったので、それが記事になり、多くの方に興味を持っていただけたことは本当に嬉しかったです。それと同時に、GT-Rという車が持っている魅力や存在感の大きさも実感しました。自分にとっては1台の車のレストアですが、多くの方にとっては思い入れのある特別な車なんだと感じています。

——レストアを進める中で、前回の記事以降に「これは想定外だった」「特に大変だった」という出来事があれば教えてください

シュンヤさん:ヤフオクや業者オークションで替えのボディが出品されるまで、作業を中断することも考えていましたが、複数名から「ボディを買いませんか?」と声をかけていただき、比較検討して購入することができたのはうれしい想定外でした。

(了)

 シュンヤさんはInstagram(@shunyagl0413)とX(Twitter/@shunyagl0413)、TikTok(@shunyagl0413)も更新中。2年以上前から続けている企画「RX-7 FD3S不動車のレストア」の様子なども公開しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「シュンヤのガレージライフ」(@shunyagl0413)

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