使い込まれたエルメスのバッグに丁寧な修復を施していく様子がInstagramで注目を集めています。動画は記事執筆時点で再生数72万6000回を突破し、2万件以上の“いいね”を獲得しています。
傷んだバッグを細部からクリーニング
動画を投稿したのは、フランスでバッグの修復を手掛ける「Stephanie C.Atelier」のInstagramアカウント「StephanieC_Atelier」(@stephaniec_atelier)です。工房の公式サイトでは、高級バッグのクリーニングや縫い目の補修、持ち手の修復、革の補色などを扱うと紹介しています。
今回修復するのは、茶色の革に金具を組み合わせたエルメスのバッグ。上部には丸みのある持ち手が付き、下部は箱のような形で、正面に複数の留め具が並ぶ特徴的なデザインです。しかし、全体的に汚れや擦れが見られ、特に持ち手の傷みが目立ちます。
そこで投稿者さんは、まず金具や革の細部をクリーニング。綿棒やブラシを使い、細かな部分に付いた汚れを落としていきます。

持ち手の革を剥がし、一針ずつ縫い直す
続いて取りかかるのは、傷みの激しい持ち手です。外側の傷んだ革は、刃物で剥がしていきます。さらに、内側の芯を整え、新しい革を取り付ける準備を進めます。
握る部分の丸みを作る芯と、それを包む革。普段はひとつのパーツとして目にする持ち手が、複数の素材を組み合わせて形作られていることが分かります。これは作り手や修復する人しか見られない部分ですね。
次に接着剤を塗り、新しい革のパーツを巻き付けます。工具で挟みながら革を合わせ、持ち手の形を整えていく作業です。平らな革が芯に沿って曲がり、厚みのある立体的な形になっていきます。
最後に、革を手縫いで縫い合わせていきます。一針ずつ積み重ねられた手仕事は、見ていてとても心地いいですね。

持ち手の修復に加えて、バッグ本体にも仕上げの作業を施します。擦れや傷が目立つ角や縁の部分には、筆で色を重ねて少しずつ整えていきます。その後、布で全体を磨き上げ。
金具の汚れを落とす作業、持ち手を作り直す作業、革の色を整える作業、すべての工程を終えると、バッグは新品のような仕上がりになりました!
上部のふくらみには艶が見られ、下部の箱形の部分はすっきりとした輪郭に。正面に並んだ留め具も、茶色の革の中で存在感を放っています。新しく整えられた持ち手も、きれいな弧を描いていますね。完成した姿はもちろん、そこに至るまでの手仕事にも目を奪われる修復動画でした。

「お見事!」「一生見ていられる」などの声
コメント欄では「お見事!」「一生見ていられる」「素晴らしい職人技。作業の最初から最後まで丁寧で素敵な工夫も感じられる」「魔法みたい」「わあ、すごい!」「完ぺきな仕事」「こうした工程を見ていると本当に引き込まれる」「あなたは芸術家だね」「綿棒はいつだって頼りになる!」「偉大な職人だ」「夢中になっちゃう」「わあ、信じられないほど見事な仕事だね」「こんな技術を持っているなんてすごいことだよ」などの声が見られました。
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