ガンダムにおける「戦争」、「進化」そして「生命」――「GUNDAM―来たるべき未来のために―」開催(3/3 ページ)

» 2005年07月14日 21時56分 公開
[今藤弘一,ITmedia]
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 最後は「From GUNDAM」というテーマの展示とともに物販コーナーが。ただし物販コーナーもイメージが統一されており、ガンダムが平行移動したときのカラーをイメージした直線が、ショーケースなどにあしらわれている。

画像 機動戦士ガンダムで実際に使われたセル画をモチーフとして作られた、宇川直宏氏の作品「768936352 dimensional of THE WAR」。3Dになっており、50のレイヤーで構成されているという
画像 本秀康氏の「愛戦士G With Friends」(左は本秀康氏)。何かかわいらしい
画像 物販コーナーでは、限定のガンプラやステッカー、ハログッズなどが販売されている
画像 台のラインはガンダムが平行移動したときのカラーをイメージした直線
画像 一番最初にあった1/1コアファイターの模型「コアファイター 1/16マケットレプリカ」。会場限定生産品、初回生産50台で31万2900円(税込)。記念にいかが

 ところで、ここまで読まれた読者の方はお気づきになっただろうか。そう、今回の展示には、アムロはイメージとして、どこにも描かれていない(部屋はあったけど)。東谷氏によると、訪れた方それぞれが“アムロになってほしい”ためであるとか。なぜこの展示がここに存在するのか、イマジネーションをたくましくして、1つ1つの展示を鑑賞してみてはいかがだろうか。

画像 エキシビション・キュレーターの東谷氏

 ガンダム展は7月15日〜8月31日まで開催されている。夏休み期間と重なるので、機会があれば是非訪ねてほしい。なお、展示のほか、下記のようなイベントも開催される予定だ。

開催記念トークガンダムと美術 来たるべき未来のために
日時2005年7月16日(土) 午後2時〜午後4時
定員250名(要申し込み。入場無料)
会場海遊館ホール
パネリスト東谷隆司(司会)、会田誠、小谷元彦、篠田太郎、常磐響(以上予定)
問い合わせ先サントリーミュージアム[天保山]

アーティストとキュレーターによるギャラリーツアー
日時8月6日(土) 午後3時〜午後5時8月21日(日) 午後3時〜午後4時
解説者東谷隆司、田中功起、西尾康之(以上予定)サントリーミュージアム[天保山]学芸員
定員先着40名

こどものためのワークショップ
名称合体ロボを作ろうジオラマを作ってガンダムと遊ぼう
日時7月23日(土) 午後1時〜午後3時8月20日(土) 午後1時〜午後3時
講師岡山拓(美術家、ライター)パラモデル(中野祐介+林泰彦)
定員20名(小学生・要申し込み)
参加費500円
問い合わせ先サントリーミュージアム[天保山]
768936352 dimensional of THE WAR:(c)創通エージェンシー・サンライズ
(c)2005 Ukawa Naohiro
愛戦士G With Friends:(c)創通エージェンシー・サンライズ
(c)2005 Moto Hideyasu
(c)創通エージェンシー・サンライズ

 会場で販売されている限定「機動戦士ガンダム」プラモデルとマーキングシール、コアファイターのマウスパッドを、各1名の方にプレゼントします。ご希望の方は下記のフォームに従って希望の商品を選び、ITmedia Gamesへのご意見・ご感想などをお書きのうえご応募ください。締め切りは7月21日まで。なお、当選の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。

画像 HGシリーズのガンプラをベースにした「機動戦士ガンダム 限定クリアカラーバージョン」
画像 コアファイターマウスパッド
画像 コアファイターマーキングシール。シートのサイズは490×297ミリと大判
※応募受付は終了いたしました。


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