目的はただひとつ“生きて脱出すること”――大水害に見舞われた都市が舞台の「絶体絶命都市2」(1/2 ページ)

アイレムソフトウェアエンジニアリングは、“予期せぬ災害に見舞われた都市で生き抜くことができるのか?”をコンセプトにしたサバイバル・アクションアドベンチャーシリーズ最新作「絶体絶命都市2―凍てついた記憶たち―」を2006年2月23日に発売する。価格は7140円(税込)。

» 2006年01月16日 19時26分 公開
[ITmedia]
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 アイレムソフトウェアエンジニアリングは、2006年2月23日にプレイステーション 2用ソフト「絶体絶命都市2―凍てついた記憶たち―」(以下、「絶体絶命都市2」)を発売する。価格は7140円(税込)。

 「絶対絶命都市2」は、“予期せぬ災害に見舞われた都市で生き抜くことができるのか?”をコンセプトにしたサバイバル・アクションアドベンチャーシリーズ最新作。本作では、洪水により水没・崩壊した都市を舞台に、「篠原一弥」や「佐伯優子」といった複数のキャラクターを操り、それぞれが持っている課題を達成しながら脱出を目指すこととなる。


――Z県 富坂市。
  どこにでもあるような一地方都市が、にわかに脚光を浴び始めていた。
  「首都機能分散計画」のひとつ、地方都市“ジオフロンティア”の建設地に選ばれたのである。

  “ジオフロンティア”計画とは、地上に大きな穴を作り表面積を広げることで上下の空間を確保し、少ない土地を有効に活用するという新たな都市建設計画のことである。
  これにより富坂市は急速に拡大・発展を遂げ、巨大な地方都市へと変わろうとしていた……。

  2010年12月某日。
  ここ数日にわたり記録的な大雨に見舞われる中、“ジオフロンティア”の完成を祝うパーティが地下施設にある多目的ホールにて大々的に催されていた。
パーティが佳境に入るころ、富坂市の中央を流れる羽代川が決壊した。予測を越えた水の量は、都市のあらゆる場所に流れ込みはじめ、記録的な豪雨により緩んだ地盤は陥没や地滑りを起こしていく。地下水や河川がまるで滝のように流れ込み、都市に濁流となって襲いかかった。その濁流は、多くの人・建物を飲み込み、荒れ狂い、地下都市の機能を麻痺させていった。

  パーティ会場でウェイターをしていた大学生が、兄殺しの容疑をかけられた女子大生が、そのほか年齢も立場も違うさまざまな人々が、災害に巻き込まれる中を必死に逃げる。生き残るために。――

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登場キャラクターを一部紹介

篠原一弥

photo 篠原編の主人公。ウェイターのバイトで富坂市にやってきた。大学4年生だが就職先はまだ決まっていない。ともに逃げ遅れた藤宮春香に共感し、災害都市を進む

佐伯優子

photo 佐伯編の主人公。富坂市に住む兄を訪ねたところ、兄の死体に遭遇、殺人の現行犯として捕らえられてしまう。容疑を晴らすため、災害の折に留置所を脱走する

藤宮春香

photo 篠原編のヒロイン。災害の中、何故か街から出ることを躊躇する

田辺宗一郎

photo 県知事で“ジオフロンティア”計画の立案・実行者。有能で情熱的な政治家
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