タッチスクリーンに“絵を描いて変装する”――新機軸アドベンチャー「怪盗ルソー」(1/4 ページ)
ナムコは、「変装アドベンチャー」という一風変わったジャンルのニンテンドーDS用ソフト「怪盗ルソー」を2006年に発売する。今回は、ゲームの肝となる変装の流れを始め、個性豊かなキャラクターたちなどを紹介していく。
タッチスクリーンに“絵を描いて変装する”という、一風変わったニンテンドーDS用ソフト「怪盗ルソー」。本作は、小学5年生の男の子「海藤流想」(しかしその実体は正義のドロボー「怪盗ルソー」)となり、町で起こるさまざまな事件を解決していく変装アドベンチャーである。
僕らの町で起こるさまざまな事件! その裏には黒い影がうごめく…。しかし、そんな事件の犯人を暴く正義のドロボーがいた! その名は「怪盗ルソー」! ルソーはルパンや二十面相に負けない変装の名人だが、その正体は小学生の男の子!
得意の「変装」と持ち前の運動神経で、今日も大人を向こうに回して大活躍! そして、ある日大事件は起こった。ルソーも憧れるクラスメートのセーヌちゃんが事件に巻き込まれた! 怪盗ルソー、出動だ!
ゲームは、ニンテンドーDSの上下2画面をコマに見立て、4000コマにおよぶ膨大なマンガが上へ上へと流れていく形で進行する。これにより、小説のようなテキストと挿絵でシーンを連想させる従来のテキストアドベンチャーとは違い、小さな子どもでもすんなりと物語に入っていくことができるという。なお、マンガのページを戻すように、前の画面をスクロールして読み返すこともできる。
ただ、いくらマンガのように楽しむことができるとは言っても、「怪盗ルソー」はあくまでゲームである。ずっとテキストを読んでいればいいのか? と言えば、そういうわけではない。具体的には、読み進めていくと、所々に画面をつつくことで探索する「クリッカブル画面」というものが現れることがある。クリッカブル画面で怪しいところや、興味のあるところをつつくことで、アイテムを見つけたり、変装できるものを見つけたりとさまざまなことが起こるのである。
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