王道を征く新感覚青春スカイアクション「スカイガールズ」(1/2 ページ)

コナミデジタルエンタテインメントが8月25日に発売するOVA「スカイガールズ」は、SF&美少女アニメの王道でありながら、いくつかの新機軸を取り入れた意欲作とのこと。ちょっとだけ紹介しよう。

» 2006年07月21日 18時10分 公開
[ITmedia]

 今年3月に行われた東京国際アニメフェア2006にも出展した「スカイガールズ」のOVAとCDが、8月25日よりコナミデジタルエンタテインメントから販売される。8月20日に開催されるワンダーフェスティバルでも「ガレージキット付きOVA/OVA単体」と「アルバムCD」の先行販売予定の本作は、中高生から30代までのSF&美少女アニメファンをターゲットに、王道テーマを新感覚で爽やかに描く青春スカイアクションとなっている。

 キャラクター原案に島田フミカネ氏と黒星紅白氏を起用し、アニメ制作はJ.C.STAFFが担当している。オリジナリティを重視した本作の魅力をちょっとだけお伝えしよう。


ストーリー


西暦2071年――。

謎の機械細胞群(通称=ワーム)による、世界的規模での人類掃討作戦が開始された。

2076年、劣勢に立った人類軍は最終破壊兵器を使用、自国の大陸までも犠牲にしながら、敵を殲滅するがその代償は極めて大きかった。

主なる大陸は分断され、南極大陸は消失、地球上の陸地の50%以上が水没した。

そして大戦終結から3年後。

ある日、先の大戦でパイロットとしては引退した冬后大佐の元に突如として、特殊任務が発令される。壊滅させたと思われていたワームの群体が、ミッドウェイ沖に確認されたのだ。

極秘裏に日本を出港した1隻のサルベージ艦。

その艦には日本海軍が極秘裏に開発した、まったく新しい設計思想を持った戦闘機、飛行外骨格ソニックダイバー「零神」、「風神」、「雷神」の3機が搭載されていた。ソニックダイバーのパイロットは、コードネーム「スカイガールズ」と呼ばれる十代の女の子ばかりであり、困惑する冬后。

ミッドウエイ海域で、ワームの群体と遭遇した冬后は、ついにソニックダイバー隊に発進の指令を下す。ワームの圧倒的な攻撃に、艦のカタパルトが破壊され、発進不能に陥るスカイガールズ達。しかしながら、天才メカニック橘遼平の機転で、ついに出撃可能になる。

桜野音羽、園宮可憐、一条瑛花……。

スカイガールズと呼ばれる、3人のパイロット達が、人類の未来を背負い、この大空に今、羽ばたく時が来た!!



桜野音羽(さくらの おとは)

16才 身長159センチ 血液型O型
搭乗機:ソニックダイバー 零神(レイジン)
この物語のヒロイン。元気で前向きで純粋な女の子。サバサバとした性格。割と不器用だが、最終的にはなんでも、気合でなんとかしてしまう凄い人。明るい、かわいい、優しいと、男の子にもてる要素はすべて兼ね備えている。パイロットの腕は天才的。運動神経抜群で健康優良児でもある。
幼い頃に双子の弟、優也がワームに襲われて行方不明になっており弟を捜すために軍に入隊した。男の人に対しては、まだ子供。本当の恋愛をしたことはない。なので、男の人、女の人でわけることはなく、すべて友達感覚で接している。そのため、男の人からは、それを好意だと勘違いされることもある。不真面目な冬后大佐に対してはだけは、当初、不信感のカタマリ状態で、軽蔑しているが、彼の本当の心を知るうちに、少しづつであるが、信頼し始める。
航空学校の教官でもある78歳になる元気なお爺さん、坂井梧朗の教え「人機一体」を体現できる唯一のパイロット。
特技:剣術
趣味:空を飛ぶこと、雲を見ること、星を見ること
好きなもの:カレーライス、お汁粉、アイス


園宮可憐(そのみや かれん) 

16才 身長158センチ 血液型AB型
搭乗機:ソニックダイバー 風神(フウジン)
音羽の同級生で親友。性格は真面目でおっとりタイプ。人を疑うことをあまりしない。世間知らずともいう。
アインシュタイン以上の頭脳を持つIQパイロットでもある。運動神経で他の2人に劣るが、戦闘時は神懸かり的なプログラムテクニックにより、ヒロイン達をも凌駕する動きを見せることもある。
音羽以上に天然度は高く、予想もできないようなボケをかます。1日1日が普通に幸せであればいい。そうやって生きてきた。だから、あまり高い目標や、未来の設計図を描いたりするのは嫌い。しかし、そんな自分に対して変ろうとしており、自分の夢や目標となるものを探している。人の心や、花の美しさは、数値化できないはずであるが、すべての物事を数値化してしまう特技を持つ。
しかし、IQが邪魔をして、時に、杓子定規的な発想になってしまうこともあり、逆にみんなにバカにされてしまうこともある。書物やコンピュータや勉強で得た知識が多く、現実とのズレが生じてしまうようだ数値化できない局面に追い込まれたとき、ブチきれ、ものすごい戦闘力を見せることもあるかもしれない。機械フェチでブラコンのため、機械である、搭乗機「風神」に、愛情に近いものを抱いている。
趣味:無趣味。ただ、毎日お兄さんに手紙を書くことは欠かさない。


一条瑛花(いちじょう えいか) 

17才 身長162センチ 血液型A型
搭乗機:ソニックダイバー 雷神(ライジン)
財閥である一条家の1人娘で、父は海軍提督でもある。スカイガールズのリーダー。
才色兼備。運動神経抜群。究極の負けず嫌い。プライドが高い。なにをやらせても、そつなくというか、ほぼ完璧にこなしてしまう。しかし、実はものすごい努力家で、カゲでの鍛錬はものすごいものがある。ただ、努力を見せることは絶対にしない。とにかく素の自分を人に見せることがない。
恋愛でも、戦争でも常に勝利者であろうとする。敗北の文字はなく、とにかく、勝つことに執着する。参加することに意義があるという、オリンピック精神などありえないのである。よって勝つためには、手段を選ばない。自分自身を強くすることもだが、武器、兵器も、過剰なまでの装備をまとう。一度、裸になって、すべてをさらけ出したときに、本当の強さというものが見つかるはずなのだが、それに気づいていない。自分の弱さというものを、認めないことこそが彼女の弱さなのである。努力型ではない、天才肌のヒロインに対して、ライバル意識を燃やす。
特技:剣道、合気道、ダンス
趣味:エステ、ダイエット、カラオケ、クラブで踊る
弱点:ヌメヌメしたものすべて。特に、タコ、ナメクジ、爬虫類全般が嫌い。甘いものは大好きだが、ダイエットのため、嫌いなふりをしている

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news189.jpg 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. /nl/articles/2411/22/news014.jpg 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. /nl/articles/2411/22/news114.jpg 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  4. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2411/22/news032.jpg 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  6. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  7. /nl/articles/2411/22/news171.jpg なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
  8. /nl/articles/2411/22/news145.jpg 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  10. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた