ド派手なアクションで、決めろ、スペシャルショット!「マリオバスケ3on3」レビュー(1/3 ページ)

7月27日に発売されたニンテンドーDSソフト「マリオバスケ3on3」は、任天堂とスクウェア・エニックスのコラボレーションによるスポーツゲーム。マリオがやるからには、ただのバスケでは終わらない。マリオらしい、ゲームならではの面白さが詰め込まれたタイトルだ。

» 2006年08月07日 18時44分 公開
[仗桐安,ITmedia]

スポーツ万能のマリオさん、今度はバスケに挑戦

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 任天堂の看板キャラクターとして実に20年以上の実績を持つ「マリオ」といえば、アクションゲームの代名詞のような存在だが、そのマリオは、本業のアクション以外にもさまざまなジャンルで活躍をしている。ある時は「マリオパーティ」でミニゲームを戦い抜き、ある時はRPGに挑戦し、ある時はカートに乗り込み、またある時はピンボールのボールになってみたり、各ジャンルから引っ張りだこの人気者である。

 そんなマリオが、おそらくアクション以外で最も積極的にチャレンジしているジャンルがスポーツゲームだろう。ざっと思いつくだけでもゴルフ、テニス、サッカー、野球と幅広くスポーツをこなしている。しかも各タイトルは元のスポーツの楽しさを保ちつつも、マリオらしいアレンジのもとに、アクション性の高い独特なプレイを楽しめるものが多い。7月27日に発売された本作「マリオバスケ3on3」もその流れを汲んでおり、マリオ独自のルールとアクションが盛り込まれたバスケットボールゲームに仕上がっている。

 マリオのバスケといえば思い出されるのが、昨年ゲームキューブで発売された「NBAストリートV3 マリオでダンク」だ。こちらはエレクトロニック・アーツの本格バスケゲームにマリオやルイージがプレイヤーキャラとして登場するという、いわば「ゲスト参加」的な扱いだった。筆者の誠に勝手な脳内補完では「ここでバスケの面白さを味わったマリオたちがマリオワールドに帰って独自のバスケを編み出したんだろうなあ」という妄想が生まれたりもするが、本作と「NBAストリートV3 マリオでダンク」は直接関係があるわけではない。

 そして、すでにご存知の方も多いかと思うが、本作は開発がスクウェア・エニックス、販売が任天堂、という興味深いコラボレーションで完成した作品でもある。名だたる人気RPGを次々とリリースしている“RPGメーカー”のイメージが強いスクウェア・エニックスが、アクション性の高いスポーツゲームを開発したという点でも興味深いが、そのうえ任天堂とタッグを組んでマリオが登場したというのは驚きと新鮮さを持って迎えられてしかるべきだろう。夢のコラボで実現したマリオのバスケ、さてさて中身はどんな感じだろうか。次項からお伝えしていこう。

画像画像画像画像 マリオワールドの住人たちがバスケで熱いバトルを展開する

感覚的に理解できて、奥が深い操作性

 本作でのプレイは、基本的に十字キーとLボタンとタッチスクリーンのみで行える。キャラの移動は十字キーで、それ以外のアクションのほとんどが右手で持ったタッチペンで行える、というわけだ。上画面が実際のプレイ画面で、下画面には簡易マップが表示されている。

 タッチペンでできることは実にさまざまだ。自分の動かしているキャラがボールを持っている時にスクリーンをつんつんとつつけばドリブル。スクリーンのどこをつつくかによってボールの位置が変わってくるので、迫り来る敵を華麗なドリブルテクニックでかわす、ということも可能だ。

画像画像 パスをつなげて華麗なシュートを決めろ!

 ボールを持っている時にペンを左右いずれかにストロークすると味方キャラにパスができる。3on3なので、言うまでもなく味方キャラは常に2人がコート内にいることになる。自分が操作していないキャラがどこにいるかを確認しつつ、軽快なパスをつなげていこう。ペンを下から上にシュッとストロークするとシュート。敵陣ゴールが近い時にはダンクシュートを決めることもできる。ペンをしばらくスクリーンに押し当ててからシュートをすることで、より精度の高いチャージシュートを打つことも可能。逆に言えば、適当に遠い距離から適当にストロークしただけのシュートは入らない可能性が非常に高い。このあたりは実際のバスケと感覚的に似ており、リアルなバスケの面白さがよく現されている。

画像画像 敵のボールをズバッとカットだ!

 また、ボールを持っていない時は、ペンを下から上にストロークすることで相手のボールを奪うためのカット、上から下へのストロークでシュートを邪魔するジャンプだ。Lボタンを押すことで3人のプレーヤーキャラの誰を動かすかを切り替えることができる。その時ボールに一番近いキャラを動かせるように常に気を配っていないと、あっというまに点を入れられてしまうので要注意。

 その他、ペン操作による細かいテクは「ランニングドリブル」、「クイックダッシュ」、「リバウンドダンク」、「トリックムーブ」、「ブロックワーク」、「チャージカット」「サイドステップ」など数多く用意されている。こうして技名を列挙すると「覚えることが多い」、「技を出すのが大変そう」という印象を受けるかもしれないが、実際は知らず知らずのうちに体で覚えて繰り出しているくらいに感覚的な技ばかりだし、最初のプラクティスでひと通り確認できるので、ご安心いただきたい。今までのニンテンドーDSの数あるタイトルの中でも、タッチスクリーンを活かしているという点ではかなり高ランクに位置するタイトルだという印象。感覚的にすんなり理解できて、キャラやボールを動かしていること自体が楽しい操作体系に仕上がっている。

画像画像 プラクティスで練習してコツをつかもう

 ペンを使った操作が売りのひとつとも言える本作ではあるが、操作の選択肢は広く設定されている。オプションで「ほじょボタン」をオンにすれば、シュートやカットなどをA、B、X、Yボタンに割り振ってボタンを押してのプレイを楽しむこともできる。また、同じくオプションの「ききてせんたく」は通常「みぎ」になっているが、これを「ひだり」にすることで、A、B、X、Yボタンでの移動、左手に持ったタッチペンでの各操作、という設定にすることもできる。さまざまなプレイスタイルに対応できるこの柔軟さは評価したいところだ。

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