冒頭10分にラスボス戦?――「SOUL CRADLE(ソウルクレイドル) 世界を喰らう者」(2/2 ページ)
ストーリー紹介
タマイト暦800年。灼連の術師レナが世界を恐怖させた“影”を倒してから、200年の月日が流れていた。あの日以来、影とともに現れた巨人“世界を喰らう者”は、沈黙を保ったまま今も大陸に存在している。平和の兆しが見えたレイド国の領内にも1体の巨人が立っており、住民は不安を抱えながら過ごしていた。
レイド国の近郊にある、外界から認知することのできない“荒野の隠れ里”では、主人公とセプー族のダネットが、レッドフォッドや他のセプーとともに住んでいた。そして、そこには齢200歳を超えるレナが里の人々に守られて生きていた。
ある日、主人公とダネットは、年老いたレナの元に呼ばれる。里を守るための武器を授けるためだった。幼い頃から里守になることを夢見ていたダネットはレナから短刀を貰い受けて大喜び。一方、主人公が渡されたのは、漆黒の長剣だった。主人公が手に取ったと同時に、漆黒の長剣は汚い言葉遣いでレナを罵り始める。戸惑う主人公とダネット。200年前、レナが滅ぼした“影”の魂は、レナの力で漆黒の長剣に寄生させられていた。“影”の名はギグ。レナはギグの力を利用するために、主人公に剣を渡したのだった。
主人公はギグと取引をすることになる。それはギグと融合することで常人にはない力を得ることができるが、力を使えば使うほどギグに肉体の支配権が移動していくというものだった。半ば強制的に主人公に融合するギグ。遠退いていく意識。こうして主人公の身体に最強の男“ギグ”が融合したのだった。
意識を取り戻した主人公は、10年前より、世界を喰らう者の力が戻りつつあるという現実をレナから聞かされる。世界を喰らう者を倒し、滅びに向かう世界の運命を変えるために、主人公にギグの力を託したという。はじめは、なぜ自分に長剣を渡してもらえなかったのかに納得がいかなかったダネットも、頭を冷やし、主人公と融合したギグの“支配の力”によって、“世界を喰らう者”を倒すために協力する仲間になるのだった。
レイド国領内に存在する世界を喰らう者“フィーヌ”は、かつてギグの手下として、世界を震撼させた巨人。ギグの力を最大限に引き出せれば、勝利することも夢物語ではない。しかし、その代償は主人公の肉体なのだ。安易に出せる結論ではない。世界を喰らう者“フィーヌ”を刺激させまいとするレイド国の騎士団を退けて、主人公たちは、かつてない恐怖の存在“フィーヌ”と対峙するのだった……。
登場人物
世界を喰らう者を倒すためにギグと半融合を果たした人間。 ギグの力を使いながら世界を救おうとする。 なお、ギグの力を使いすぎるとギグに体をのっとられてしまいギグが完全復活してしまうらしい。物語が始まってすぐに、プレーヤーは主人公の性別と名前を設定することができる。男女の選択によって、操作できる主人公キャラの性別が変化。名前も好みでつけられるので、より一層の感情移入がしやすくなる
200年前に世界を喰らう者と呼ばれる巨人達を指揮し、世界を崩壊へと追いやった男。 人間をはるかに超えた強大な力を持つ。 歴史の中では死神とも破壊神とも言われ恐れられている存在。大戦末期に灼連の術師レナと相打ちになり、漆黒の剣に封印されたまま200年間を過ごした。その後、隠れ里で生きていたレナの手により主人公と融合。半端な復活を遂げる。いずれ主人公の体をのっとることを企んでいる。粗野な性格で人間をゴミむしと馬鹿にし、かなりはっちゃけた物言いをする
200年前までその名をとどろかせた最強の術師。ギグと相打ちになり死んだと思われていたが、ひそかに齢を重ねて生きていた。歴史の表舞台から消えたあと里を起こし、機が熟すのをひたすら待っていた。人間の寿命を超えて生きる謎多き女性
SOUL CRADLE(ソウルクレイドル) 世界を喰らう者 | |
対応機種 | プレイステーション 2 |
メーカー | 日本一ソフトウェア |
ジャンル | シミュレーションRPG |
発売予定日 | 2007年 |
価格 | 未定 |
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