「ラグナロクオンライン」で田園都市「フィゲル」実装――新職業「忍者」と「ガンスリンガー」も
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、「ラグナロクオンライン」の「Episode5.0 The Republic of Schwarzwald 〜シュバルツバルド共和国〜」の第4弾大型アップデートとして、北方に位置する田園都市「フィゲル」と離島に存在する「オーディン神殿」、新職業となる「忍者」と「ガンスリンガー」を2006年10月24日に実装すると発表した。
シュバルツバルド北方地域の田園都市「フィゲル」
シュバルツバルド共和国の北方に位置し、のどかな田園風景が広がる都市「フィゲル」。整備された道はなく閉鎖された土地であったが、近年、レッケンベル社の飛行船が開通したため、そのフィゲルを経由して行き交うことができるようになった「オーディン神殿」を目当てに、多くの人が訪れるようになった。
また、そんな僻地に住むフィゲルの人々は、娯楽としてモンスターを競走させて遊ぶことができる「モンスターレース」競技場を街に作り出していた。長く閉鎖的な環境にあった「フィゲル」では、外部からの訪問者にその理由を問う者は少ない。なぜなら、「フィゲル」に移住した者の中には、自分の過去を知られたくない者が少なくないからだ。彼らの過去を詮索しない方が身のためだろう……。
荒廃した聖地「オーディン神殿」
その昔、「フィゲル」から見える島に偉大な神を祀る場所が存在した。人々は、自分達を創造し、すべてのものを与えてくれた慈悲深い神を祀るため、神殿を建設した。やがて時が経ち、人々は覇権争いを起こし始め、傷ついた人たちは次々と島を離れていった。そうして、人のいなくなった島には無機質な機械の残骸だけが取り残され、現在は、神の信仰者にとっては聖地として、学者にとっては古代文化遺産として知られている。
モンスターレース
シュバルツバルドの果てに位置するため、人々の往来があまりない「フィゲル」の人々は、退屈な日常から抜け出そうと、多くの祭りやゲームを考えてきた。やがて、街の子供達の間で自分の手なずけたキューペット同士を競走させる遊びが流行りだし、今ではモンスターレース専用の競技場が作られる程となった。
キル・ハイルの過去「キル・ハイル社」
創設者のキル・ハイルが20歳という若さで設立し、32年間育ててきた機械工学会社「キル・ハイル社」。元々はアインブロックの片隅で、家電を製作していた小さな工場だったが、今ではレッケンベル社からガーディアンの修理・研究を任される程の大企業へと成長した。
現在では、会社の技術が漏洩するのを防ぐため、リヒタルゼンの地下深くに本社があると言われている。また、社会福祉の一環として、シュバルツバルド共和国内に、孤児のための専門学校「キル・ハイル学院」を運営している。そして、リヒタルゼンには「キル・ハイルの別荘」を構えている。
新職業「忍者」と「ガンスリンガー」の概要
新職業「忍者」と「ガンスリンガー」が実装される。
泉水の国「アマツ」で生まれ、主に隠密行動を得意とする職業。素早い動きと手裏剣などの投擲武器を使用できるだけでなく、火や風などを操り忍術という魔法に似たスキルを発動させ、敵を攻撃することもできる
鋼鉄の都市「アインブロック」で生まれた銃器の扱いを得意とする職業。銃器には「二丁拳銃」や「ガトリングガン」など数種類あり、圧倒的な火力と、状態異常を引き起こす特殊攻撃で敵を殲滅する。
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