劇場で「ダークライ」をプレゼント――ポケモン映画10周年(1/2 ページ)

7月14日から全国東宝系でロードショー公開される映画「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」で、幻のポケモン・ダークライを、ワイヤレス通信でプレゼントすることが決定。その発表会が開催された。

» 2007年05月14日 14時34分 公開
[今藤弘一,ITmedia]

 今年で10周年を迎える「劇場版ポケットモンスター」。今回、世界初の試みとして、上映する全国全ての劇場で、本年度上映作品の主役である幻のポケモン・ダークライを、ワイヤレス通信でプレゼントするという企画が決定した。会場には、今回の映画にゲスト声優としても登場する中川翔子さんが駆けつけ、ダークライをプレゼントされる第1号となった。

画像 中川翔子さんとピカチュウ(左)、ダークライ(右)

 会場にはこのほか、劇場版ポケットモンスター エグゼクティブプロデューサーである久保雅一氏、ポケットモンスター 総合プロデューサーであり、株式会社ポケモン 代表取締役社長でもある石原恒和氏、東宝 専務取締役の千田諭氏も登壇した。

画像 劇場版ポケットモンスター エグゼクティブプロデューサー 久保雅一氏

 久保氏はまず、1作目の「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」が654万人の動員と、72.4億円の興行収入を記録し、海外を含めると300億を超えていることを紹介しながら、これだけの成績を残せるのはジブリの映画くらいであり、ポケモン映画の影響力はかなり大きいと語る。その後毎年夏に公開しているが、10年間戦い続けて来られたのは自信につながっているとしながら、「今回公開されるのは、昨年から『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール編』として新シリーズを展開した第1弾の映画。10周年にふさわしい、人気のあるポケモンが3隊もまとめて登場するなど、スケールの大きい映画となった」とのこと。5月にアフレコが行われるそうだが、ゲスト声優として石坂浩二さん、山本耕史さん、加藤ローサさん、山寺宏一さん、ロバート、中川翔子さんも参加し、豪華なメンバーとなっている。主題歌もサラ・ブライトマンさんが担当する。

 なお、いつも行われている前売券でのポケモンプレゼントしては、今回はファン投票によりデオキシスがプレゼントされることが決定しているが、この10年支えてくれたファンに何か恩返しをしたいということでこの企画が決定したそうだ。

画像 ポケットモンスター 総合プロデューサー/株式会社ポケモン 代表取締役社長 石原恒和氏

 石原氏は、ニンテンドーDSソフト「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」が発売以来500万本を突破したこと、そして4月22日には北米で発売され、日本を超える勢いで売れていることを紹介。またこのあと、ドイツ語版、スペイン語版、フランス語版、イタリア語版の欧州バージョンが7月に発売されるとのこと。今回のプロジェクトについて石原氏は「映画メディアとゲームメディアが連携した究極の体験を観客の皆さんに体験してもらうことが大きな目的。映画の中で活躍した主役が、ゲームの中にやってくることで、映画の中でのリアリティが、ゲームの中でのリアリティとかけ算される、これまでにない体験をしてもらえることと思っている」と語る。


画像 東宝 専務取締役 千田諭氏

 千田氏は劇場版ポケットモンスターを“東宝の夏休みの顔となる作品”とし、平均で428万人の動員、46億の興行収入というのは、邦画では例を見ないダントツの成績であると語る。「夏休みというのは毎年、洋画・邦画配給会社が一押しの作品をぶつけてくる。その中にあって、ポケモンは常に勝ち続けてきている。ただし、第1作が驚異的な成績でスタートを切ったために、その後5年間は右肩下がりだった」そうだ。しかし2002年の『ポケットモンスター ルビー・サファイア』の発売を契機に、2003年の『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』で、前売券にジラーチの引換券をつけたことからV字回復をして現在に至っているとのこと。今年の前売券は、5月13日現在で販売枚数が50万枚を超えているそうで、2005年に175万枚を販売したことがシリーズ最高であったのだが、これを超える勢いになっているそうだ。

 なお、今回ダークライをワイヤレス通信でプレゼントできるようになるまでには、さまざまな紆余曲折があったとのこと。「2004年11月に、映画制作10周年に向けて、新しいプロモーションにトライアルしたい、という要請が製作委員会からあった。それが今回披露するワイヤレス通信。ジラーチをプレゼントしたときには、配信に時間がかかったり、プレゼントされないなどといった例もあったりと、さまざまな問題をクリアする必要があった。それから3年間の努力により、技術的な問題をクリアしてきた。これにより劇場の了承を取ってゴーサインを出した」(千田氏)。3月から公開劇場を周って実験したそうで、現在では276館でテストを行い、何も問題がなかったとのこと。今年の公開数はシリーズ最高の350館を予定しているそうだが、5月末までに公開する全劇場での実験を終了する予定となっている。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/13/news014.jpg 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  2. /nl/articles/2404/14/news006.jpg 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  3. /nl/articles/2404/13/news010.jpg 「このシステムすごくいい」 東横INNの「フードロス対策」に称賛の声 「全てのホテルに拡大してほしい」
  4. /nl/articles/2402/12/news004.jpg 「もしかして、父ちゃん……?」 窓の外から元保護子猫の姿を見つめる猫の“まなざし”に「泣けてくる」「愛だ」と157万再生!
  5. /nl/articles/2404/13/news024.jpg 2歳息子がイモムシから育て、羽化したアゲハ蝶との別れの日…… 胸を打つ奇跡の光景に「こんな事あるんですね!」「感動をありがとう」
  6. /nl/articles/2404/13/news012.jpg 「このヒートテック、いつ買ったっけ?」→一発でわかる“タグの見方”が600万再生 手放しどきをユニクロに聞いてみた
  7. /nl/articles/2404/14/news031.jpg えっ、これどうなってるの!? どこからボルトを通したのか分からない不思議なDIY工作が興味深い
  8. /nl/articles/2404/14/news007.jpg 家の床に落書きをしてしまった1歳の男の子、「ごめんね」を促されると…… 幼いながらの“誠意”に「速攻で許しちゃいます」「可愛すぎる」
  9. /nl/articles/2404/13/news017.jpg 1歳妹、大好きな18歳兄の登校を泣きながら引きとめて…… やさしい兄の対応と爆笑のオチが430万再生「こりゃ離れられない」「早く帰ってこなきゃ」
  10. /nl/articles/2308/07/news025.jpg 猫嫌いの夫が道で倒れていた子猫を発見、1年後…… 幸せを運んできた猫の成長ビフォーアフターに感動の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  2. 500円玉が1つ入る「桜のケース」が200万件表示越え! 折り紙1枚で作れる簡単さに「オトナも絶対うれしい」「美しい〜!」
  3. 赤ちゃんがママと思ってくっつき爆睡するのはまさかの…… “身代わりの術”にはまる姿に「可愛いが渋滞」「何回見てもいやされる!」
  4. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  5. 日本地図で「東京まで1本で行ける都道府県」に着色 → まさかの2県だけ白いまま!? 「知らなかった」の声
  6. 中森明菜、“3か月ぶりのセルフカバー動画”登場でネット沸騰 笑顔でキメポーズの歌姫復活に「相変わらずオシャレで素敵」「素敵な年齢の重ね方」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. もう別人じゃん! 「コロチキ」西野、約8カ月のビフォーアフターが「これはすごい」と驚きの声集まる
  9. 娘がクッションを抱きしめていると思ったら…… 秋田犬を心ゆくまで堪能する姿が440万再生「5分だけ代わっていただけますか?」「尊いなぁ…」
  10. 業務スーパーの“高コスパ”人気冷凍商品に「基準値超え添加物」 約1万5000個販売……自主回収を実施
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」