体験会で遊んでみました――「Wii Ware」編「任天堂カンファレンス 2007.秋」(1/2 ページ)

千葉・幕張メッセにて開催された「任天堂カンファレンス 2007.秋」の体験会に出展されていた「Wii Ware」タイトルを遊んでみました。「スターソルジャーR」には高橋名人の姿も。

» 2007年10月11日 03時31分 公開
[ITmedia +D Games取材班,ITmedia]

 「Wii Ware」は、Wiiポイントで購入できるオリジナルソフト。昔懐かしいソフトを遊べるバーチャルコンソールに対して、Wii専用ソフトをWiiショッピングチャンネルから購入しダウンロードして遊べるというもの。

「小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」

 「任天堂カンファレンス 2007.秋」で初公開されたスクウェア・エニックスのWiiウェア向けオリジナルタイトル「小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」を会場で試遊することができた。開発度は60%とのことだが、ゲームそのものはあらかた体験することができた。

 本作は「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」シリーズ最新作で、WiiショッピングチャンネルからWiiポイント(有償)を利用することでダウンロードできるWiiウェアのひとつとして、サービス開始を予定している2008年3月の提供を目指す作品。2003年にニンテンドーゲームキューブ向けに発売されたファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルの後の物語を描いたRPGで、クリスタル・キャラバンの活躍によって瘴気が晴れ、平和になった世界のとある辺境の地が舞台となる。瘴気によって国を失い、クリスタルから建築術と呼ばれる不思議な力を授かった王様を操作し、建築術を使い失われた国を蘇らせていく。だから前作に登場した懐かしいキャラクターたちも登場するのだとか。また、シリーズでははじめてジョブチェンジの要素など、よりファイナルファンタジー色が強く打ち出されている。

 試遊できたのはいくつかの章立てされているうちの第4章からのもので、すでに国の城下町は基本的な機能を備えた活気あるものとなっていた。国造りRPGと銘打っているように、王様となったプレーヤーは空き地に多種多様な建物を建造していく。

 そもそも王様は城下町から出ることができない。あくまでも君主として国民のためにせっせと必要な建物をクリスタルの力を借りて建造し、住民を呼び寄せることを目的としている。パン屋を作っては住民の満足度を満たし、武器屋を作っては冒険者の装備充実を補っていく。時には公園を築いてやすらぎを与えたり、住居を建て住民を増やし税を蓄えることに勤しんでもいいだろう。プレーヤーによって、そして建造物によってその国はさまざまな姿へと変貌していくわけだ。

 だが、王様は無尽蔵に建造できるわけではないようだ。試遊では、はじめからかなりの魔法力を持っていたが、建造術はこの魔法力を消費して行うことになる。これらの力を得るために必要なのが冒険者の存在だ。国には時々冒険者がたずねてくることがある。王様は見込みのある勇者の立候補者を税金を使って雇用し、旅(クエスト)に出てもらい、目的をクリアすることで力も得られるという相関関係になっている。

 冒険者は自分のレベルに合ったクエストをこなしていくことで成長し、国を富ませる助けとなる。もしも王様がレベルに見合わないクエストへと送り出すと、彼らはこっぴどく負けて戻って来てしまい、時には自信を喪失することもあるとのこと。王様は彼らのフォローも忘れてはならないのだ。武器屋を充実させ武器開発を促し、国を富ませて優秀な人材を確保し成長させていく。彼ら冒険者がどういうことをしてきたのかは、1日の終わりに報告書が提出されるので事細かく検討することができる。報告書を読み、冒険者に何が足りないのか、何が得意なのかを判断し、時にはジョブチャンジさせクエストクリアを目指すという流れだ。彼らがどんな武器を購入し、どんな行動をしたのかの詳細も閲覧可能だ。ちなみにどんな遠方のクエストに出ても、ちゃんと夜には戻ってきていた。

 いわゆるボスというものも存在しているようで、エンディングへと至る物語が章立てで用意されている。章への進行は決められたクエストや条件をクリアした段階で進む。今回遊べたのはわずかゲーム内時間でいう1日のみだったが、プレーヤーは自分のペースで国の繁栄を目指し、日々建造し住民の要望に応え、冒険者をクエストに送り出し、かつ彼らを含むすべての住民に気を配ることに専念することが目的だと理解できた。


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「スターソルジャーR」

さすがの高橋名人

 往年の名作縦シューティング「スターソルジャー」シリーズ最新作となる「スターソルジャーR」。高橋名人の公式ブログで7月に発表され話題を集めていたが、今回Wiiのダウンロードコンテンツ「WiiWare」タイトルとして登場することが正式に発表されるとともに、プレイアブル版も公開された。

 スターソルジャーRは、言わずもがなスターソルジャーの正統進化形縦シューティングだ。アイテムによる自機のパワーアップ、最強時5方向のショット、3段階のスピード調節とバックファイアーによる攻撃、5万点や8万点のボーナスなど、スターソルジャーシリーズでおなじみのフィーチャーは当然ことごとく受け継がれている。そのうえで、「フォースシステム」という新要素が採用されている。

 スターソルジャーRには赤と青のパワーアップカプセルが用意されており、赤のカプセルは従来通り自機のパワーアップだが、青のカプセルを取ると自機にフォースが装備される。フォースは、通常は自機の周りを回って敵の攻撃を防ぐ、過去のシリーズでのバリアに近い存在となるが、フォースを自機から離せばフォースが敵を攻撃する。その場の状況に応じてフォースを自機周囲に置いて守りを固めたり、フォースを離して攻撃力を高めることが可能で、より戦略性が高まっていると言っていいだろう。

 今回のプレイアブル版に用意されていたゲームモードは、2分モードと5分モード(いわゆるキャラバンモード)の2種類。実際に2分モードをプレイしてみたが、プレイ感覚はまさしくスターソルジャーシリーズそのもの。登場する敵キャラ、地上キャラ、アイテム、ボーナスポイントなどもほとんど同じで、過去のシリーズをプレイしたことのある人なら、まったく戸惑うことがない。敵の攻撃はそれほど激しくないのだが、高得点を目指し地上キャラを無理に破壊しに行こうとして流れ弾に当たってやられてしまうところなども、まったく同じだ。それだけでも十分アツくなれるのだが、スターソルジャーRにはもう1つ大きなポイントがある。それは、Wi-Fiランキングに対応し、全国のユーザーとリアルタイムに得点を競い合えるという点だ。そう、毎日がキャラバンなのである。これはファンにはたまらないはずだ。

 また、キャラバンモード以外にもう1つのモードが用意されていた。それは、10秒間モード。これは、10秒間で得点を競うのではなく、10秒間の平均連射数を競うモードだ。そう、言うなればシュウォッチモードである。これもランキングされるため、当然アツくなってしまう。

 ちなみに、操作はWiiリモコン+ヌンチャクまたはクラシックコントローラとなる。今回の試遊ではWiiリモコン+ヌンチャクでの操作のみ試せたが、この場合には、ヌンチャクのコントロールスティックで自機の移動、Zボタンでショット、WiiリモコンのBボタンで自機速度のコントロール、そしてAボタンでフォースのコントロールとなる。おそらく、クラシックコントローラを利用した方がプレイ感覚は過去のシリーズそのものになるはずだが、Wiiリモコン+ヌンチャクもまた新しいプレイ感覚で楽しめるものだった。

 ところで今回、なんと高橋名人が説明員として試遊機横に立っていた。高橋名人に内容や操作を説明してもらい、さらに高橋名人に見られながらのプレイは緊張とともに燃えるものがあった(内容はボロボロだったが……)。そして、最後に高橋名人にもプレイを見せてもらったが、その内容はさすが名人といったもので、いつまで経っても名人にはかなわないな、と思い知らされたのだった。高橋名人曰く、Wiiリモコン+ヌンチャクよりもクラシックコントローラでのプレイがおすすめだそうだ。

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