世界最強の財宝を巡ってオヤジどもが七転八倒!「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」レビュー(3/3 ページ)

» 2008年01月11日 00時00分 公開
[板橋舟人,ITmedia]
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意外とウェイトを占める戦闘シーン

 本作では遺跡の探索が主な目的だが、かなりの頻度で敵が登場する。彼らとの戦闘も、思いの外大きなウェイトを占めている。

 この手のアクションゲームでは、戦闘シーンはオマケに近い印象があるが、本作はなかなかどうして、本格的なシーティングアクションが楽しめる。

 射撃はR1で、L1を押せばズームしてより正確に照準を合わせることが可能。一般的なFPS/TPSと同様の操作方法のため、アクションゲーマーならばすぐに思い通りに操作できるのはうれしいところ。また、昨今流行の、物陰に隠れるカバーアクションもできる。壁や土嚢等の障害物に身を隠しつつ敵の動向を探り、一瞬のスキをついてスパーンと射撃! 大量の敵を持ち前のテクニックだけで倒していく爽快感が味わえるのだ。

画像 ライバルの財宝ハンターたちがネイトを執拗に追いかける。物陰に身を隠してヤツらのスキをつけ!
画像 ズーム中の視点はこんな感じ。昨今のTPSで主流になっているタイプで、とても遊びやすい

 このシーンでも、主人公の“財宝ハンター”という設定が生きてくる。普通のFPS/TPSならば戦うことが目的だが、本作では巻き込まれて戦闘に発展する。“なんでオレがこんな目に……”なんてボヤきつつ戦う、財宝ハンター気分を満喫できるのだ。意図しない戦いに巻き込まれつつも、しっかりと戦闘には勝利するというそのシチュエーションこそ、冒険映画の王道。うーん、この一体感はハンパないね。

 筆者は銃器メインで戦うのが気に入っているが、格闘攻撃も行える。ボタン連打でコンボを出せるほか、□△□等、一定の順でボタンを押すと“必殺コンボ”を繰り出せる。攻撃力が高いのは言うまでもないが、“必殺コンボ”で倒した敵は、弾薬を多く落とすというメリットもある。「ちょっと手持ちの弾薬が少ないから、最後の敵は必殺コンボで倒そう」なんて戦略を練るのも楽しいものだ。

画像 格闘による近接攻撃も可能。ただし、攻撃中はかなり無防備になってしまうため、筆者はあまり使用しなかった
画像 敵を倒すと弾薬を落とす。近づいて△ボタンを押せば、その弾薬を拾うことが可能だ

やり込み要素もバッチリありますよ!

 本作には、ゲーム進行には影響を及ぼさない“メダル”というやり込み要素もタップリ用意されている。“ヘッドショットで10人倒す”、“PM9mmで50人倒す”という多彩な目標が用意されており、目標を達成すると“メダルポイント”がゲットできる。メダルポイントは合計1000ポイントぶん用意されており、一定数まで溜まると、キャラクターのコスチュームやボーナス映像等、さまざまなボーナス要素がアンロックされていくのだ。

 また、マップのいたる場所に、クリアーとは関係ない“宝物”が全部で60個隠されている。これらを見つけ出すやり込み要素もあるのだ。結構イジワルな場所に隠されているため、全てを見つけ出すのはやり込みがいがありそうだ。ちなみに、“宝物”を●個見つける、というメダルも用意されている。

画像 ものすごく分かりにくいと思うが、宝物が落ちている場所はチカチカ光っている。これらを探すやり込み要素も
画像 ゲーム中で特定の条件を満たすと、対象のメダルが解除される。条件はゲーム中のメニューで確認することが可能だ

洋画劇場を見る気分で楽しめる冒険アクションの傑作

 ゲームシステム自体はどこかで見たことがあるようなモノが多く、目新しさはさほどではないが、それらを高次元で上手にまとめた本作。映像の美しさも相まって、その完成度は非常に高い。アクションゲーム好きならば、間違いなく楽しめるであろう。

 筆者が一番気に入ったのは、それらをふまえた上での設定とシナリオだ。トラップ満載の古代遺跡を身一つで攻略し、時にはボヤきながら敵と戦う。一歩間違えると死んでしまう緊張感と、ちょっとユルめの主人公のギャップが小気味よく、すぐさまゲームに没頭してしまった。冒険映画のお約束もタップリ用意されているので、この手の映画が好きな人は、大ファンじゃなくとも物語に没頭できるだろう。

 忘れた頃に出てくる六軸検出システムの操作がちょっとウザかったり、フレームレートが若干安定していないなどの不満はあるが、どれもこれも些細なものだ。この冬にゴージャスなゲームを楽しみたいという人は、オッサンばっかり出てくるという濃さにはちょっと目をつぶって、ぜひとも本作を体験してほしい。

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