未就学児童から中高年まで全方位で展開――「テクモ プレスカンファレンス 2008 Winter」(2/3 ページ)

» 2008年01月30日 20時29分 公開
[加藤亘,ITmedia]

まさかの親娘夢の共演も――DSサスペンスシリーズの第2弾「DS 山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル」

ゲストは前作に引き続き山村紅葉さん

 続いて設楽氏は、先述したデータから、女性層とゲームシニア層の拡大と、さらに86%も獲得した新規ユーザーたちの9割を越える満足度、そしてアンケートハガキの要望を引き合いに出し、DSサスペンスシリーズの第2弾「DS 山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル」について説明する。

 本作は“さらにサスペンス”をキーワードに、山村作品のキャラクターである祇園舞妓小菊、雑誌記者キャサリン、葬儀屋社長石原明子がそれぞれのパートナーとともに京都を舞台にまき起こる事件を解決していくというもの。前作がトリックに重点を置かれているのに対し、人間関係に焦点を当て、実写背景で描かれる京都の風情や臨場感で、山村作品を丁寧に描いている。

 新規ユーザーの幅広い年齢層と40%の女性層を継続して獲得するために、特に女性や中高年に支持される山村氏を採用したという設楽氏は、ゲストとして山村紅葉さんを紹介する。前作の「DS西村京太郎サスペンス」の発表の際にもゲストとして登場し、プロモーションにひと役かった。紅葉さんは、その時の縁でこの企画があると明かす。

 紅葉さんは山村美紗氏の娘にあたる。紅葉さんはすでに本作を途中までではあるが遊んでおり、実写で分かりやすくリアリティがあると太鼓判を押す。特に人間関係に焦点を当てているのが特徴で楽しめたと語る。

「美紗ちゃん」がかわいくてホッとしていると紅葉さん。しかし、まさかの紅葉ちゃん登場に「顔が大きすぎませんか?」と抗議(?)も

 本作には「DS西村京太郎サスペンス」に存在したストーリーテラーの京太郎くんと同様に、時にはアドバイスもくれる「美紗ちゃん」が登場する。プレスカンファレンスでは、紅葉さんにはナイショで、本作に「紅葉ちゃん」が登場することも明かされた。似ているかどうかはさておき、紅葉さんも驚いた様子。ゲーム上ではあるが、親娘の夢の共演が果たされることになった。

 「京都は歴史があり文化もあるので、サスペンスの背景として華やかさと同時に謎や深いところがあり、それがあってこそサスペンスに生きてくるものもあると思うんです。ゲームで楽しみながら京都の知識を得られればうれしいです」と紅葉さんが語るように、ゲーム中には紅葉さんから提案のあった豆知識もふんだんに採用されている。会場では、山村作品おなじみの船越英一郎さんがビデオメッセージで登場し、本作をオススメした。

 「母の13回忌にあたる年に、このようなゲームが発売されることをうれしく思います。母は腱鞘炎になるほどゲームが大好きだったので、供養になります。多くの方がプレイしてくれるますようよろしくお願いいたします」(山村紅葉さん)

「DS 山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル」

 作家・山村美紗氏の人気シリーズを題材にした「DS サスペンス」シリーズ第2弾。聞き込みなどで徐々に登場人物の相関関係が明らかになっていく「人間相関図システム」を搭載し、山村作品の醍醐味ともいえる人間模様が描かれる。


ストーリーを楽しみながら京都文化を学べる「雑学手帳」や、ストーリーテラーとして登場する「美紗ちゃん」なども

「DS 山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル」
対応機種ニンテンドーDS
ジャンルサスペンス
発売予定日2008年春
価格未定
(C)2008 YamamuraMisa Office All Rights Reserved.
(C)TECMO,LTD. 2008

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/14/news189.jpg 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. /nl/articles/2411/15/news009.jpg 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. /nl/articles/2411/15/news058.jpg 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. /nl/articles/2411/14/news023.jpg “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた