戦火の炎に萌えろ第2次世界大戦――「萌え萌え2次大戦(略)☆ デラックス」(1/2 ページ)

システムソフト・アルファーは、萌え系大戦略シリーズ最新作をPS2とPSPで今秋発売する。それに伴い、イベントなども開催。鋼の乙女たちの涙と笑いの戦端が切って落とされた。

» 2008年04月04日 16時04分 公開
[ITmedia]

各国の名機・艦船が乙女となってそろいぶみ

 システムソフト・アルファーは、萌え系大戦略シリーズ最新作「萌え萌え2次大戦(略)☆ デラックス」を、プレイステーション 2およびPSP対応として2008年秋予定で発売する。価格はPS2版が7140円(税込)、PSP版が5040円(税込)。

 「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」は、2007年にWindows版として発売され、美樹本晴彦氏や北爪宏幸氏をイラストレータとして起用した美少女化兵器が話題となった。そのWindows版をベースに、依澄れい氏、小梅けいと氏など旬の人気イラストレータによる新キャラクターを追加し、さらに2本のシナリオに加え、 新たに「連合軍戦線」シナリオとマップを書き下ろして収録されたのが本作となる。

 シミュレーションゲームパートでは、Windows版の「シミュレーション初 心者が親しみやすいシステム」を残しつつ、上級者向けのやり込み要素も充実。新たに追加される「サバイバルモード」は、兵器ユニットの「育成」要素と、詰め将棋のような知能戦が楽しめる。

新キャラのエイミー

 本作は、「萌え戦略シリーズ」の最新作。第二次世界大戦中活躍した兵器が可愛い乙女の姿“鋼の乙女(ハガネノオトメ)”となって登場するウォーシミュレーションゲーム。鋼の乙女は、各国が技術の粋をつくして開発された人型兵器で、それぞれが兵器としての特徴を持つ。プレイヤーは枢軸または連合軍のキャラクター達を操り、必殺技などを駆使して戦いを勝利へと導く。彼女たちのイラストを担当するのは、Windows版から引き続き美樹本晴彦氏、北爪宏幸氏、六道神士氏、藤沢孝氏、じじ氏、宇佐見遥氏、菅家智則氏、虎山もとは氏の8名に加え、依澄れい氏、小梅けいと氏、Maruto!氏、日吉丸氏の4名が新たに参加し、総勢20体以上の個性的な鋼の乙女達が登場する。


エイミーの元になった兵器は、アメリカの戦車「M26パーシング」。正統派のツンデレのツインテール。しかも微百合で姉系という属性とか。数々の戦績を上げ、非常に優秀。負けず嫌いで見栄っ張りなところがあり、日々の訓練や努力を惜しまない。過去の苦い経験で戦場の厳しさを知っているため、つい周りに厳しい態度をとることが多いが、面倒見は良いとのこと。リーダーのルリとともに、にぎやかな連合軍を引っ張っている。鹵獲された「日本の鋼の乙女」の教官として、ともに行動することが多い。最初は「日本の鋼の乙女」を見下した発言や態度を取るが、次第に世話を焼くようになる

 戦いの舞台となるのは第二次世界大戦中のドイツ軍、日本軍、連合軍の3つの戦線。各戦線では鋼の乙女たちが普通の女の子として仲間と楽しく語り合う戦争を感じさせないシーンや、仲間の戦死、平和を望んでいるのに兵器であるがゆえに戦わなければならない心の葛藤を描くシリアスなシーンなど、さまざまなエピソードが折り重なりクライマックスへと向かっていくとのこと。



19××年――

俗にいう第二次世界大戦が勃発。火の粉は戦線の拡大により世界中に広がっていた。

「鋼の乙女」たちは、「国と国民と仲間を守りたい」思いは同じなのに、国が違うために戦うことになってしまった。

戦略目標の破壊や敵の殲滅など、さまざまな任務が彼女たちを待ち受ける……!

  • 日本軍戦線:キーワード「命を大事に」――仲間の戦死をきっかけに、シリアスな展開へ。零戦・大和など、日本人になじみ深い兵器が登場する。
  • ドイツ軍戦線:キーワード「次はイタリア抜きでやろーぜ!(笑)」――新キャラクター・ベローチェの参戦により、枢軸軍が大混乱。ややコメディーなシナリオに。ミリタリーファンの支持を集めるドイツ兵器と、ヘタレなイタリア兵器が登場する。
  • 連合軍戦線(新作):キーワード「戦場の友情」――連合軍エイミーを中心に、枢軸・連合を超えた友情を描く。Windows版では「敵」だった兵器たちが操作可能になる。
海軍、空軍、陸軍の背景

 Windows版では、キャラクターをメインとし、システムを分かりやすくしたことでシミュレーション初心者でも気軽にプレイすることができた。また、史実を元にアレンジした豊富なマップ数は、出撃前の部隊編成・武器選択・ リーダーとなる鋼の乙女の能力など戦略性がありヤリ応えも。戦闘のみ楽しんでいただくチャレンジモードや、鋼の乙女などの兵器図鑑の鑑賞ができた。

 最新作の「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」では、「画面構成」で編成画面でのステータス比較ができたり、シミュレーションパートで操作する回数を減らすなど、前作より操作性の改善が施されている。さらに、シナリオの展開に影響を与えるシミュレーション新要素を多数搭載したのも特徴だ。アイテム取得地形や合体技、戦績によるエンディングへのルート分岐ややり込み要素、サバイバルモードなど、挙げたらキリがない。ビジュアル面もパワーアップしており、戦闘アニメーションのエフェクトをはじめ、必殺技をド派手に演出を強化している。

 なお、4月27日には東京・秋葉原にてコンシューマ化記念イベントを開催する予定となっている。また、5月8日より、成瀬未亜さんがメインパーソナリティを務めるWebラジオが放送スタートするのだが、この放送第1回目および第2回目の収録を本イベントにて行うとのこと。ゲストは、人気沸騰中のアイドル系声優・落合祐里香さんで、新キャラクターの声優オーディションを開催するとのこと。

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