龍虎相打つ――「国盗り頭脳バトル 信長の野望」

ニンテンドーDS用波瀾盤上ストラテジーがコーエーから発売される。越後の龍・上杉謙信と甲斐の虎・武田信玄のシナリオモードを紹介する。

[ITmedia]

　コーエーより6月26日に発売されるニンテンドーDS用「国盗り頭脳バトル 信長の野望」は、シンプルながらも国取りの駆け引きを楽しめる波瀾盤上ストラテジー。プレイヤーは戦国大名となって、コマを進めて領土を広げ、敵と戦い制圧を試みる（詳細は前回記事）。

　今回は戦国の世に覇を唱えた甲斐の虎こと武田信玄と、越後の龍こと上杉謙信のシナリオモードについて紹介したい（織田信長編についてはこちら）。

武田信玄編：「風林火山」の旗印は天下にはためくか？

武田信玄

　1521年〜1573年。武田家17代当主。優秀な家臣団と精強な騎馬軍団を率い、一大勢力を築きあげた甲斐の虎。軍旗は「風林火山」。北信濃の領有を巡り、川中島で上杉謙信と激闘を繰り広げる。金山開発や治水事業など、領国経営にも優れた手腕を発揮した。

序章「甲斐の虎、立つ」。武田信玄は、暴政を布き民心を失った父・信虎を追放すると自ら当主の座に就く

甲斐の国を狙う周辺勢力の討伐に乗り出す信玄

4つ以上の城を支配下に置けばステージクリア

東に北条、南に今川。隣国の有力大名たちが甲斐を狙う

戦闘シーン。信玄の特技「結束」が発動すると、戦力が一時的に2倍となる

ステージ中、敗走せずに戦闘を繰り返すと、武将がランクアップする

序章をクリアし、第1章「信州攻略戦」へ。甲斐一国では、他の大国に対抗できないと考えた信玄は、領土を拡大するため、肥沃な大地信州への攻略を決意する

上杉謙信編：毘沙門天の化身が天下に義を示す！

上杉謙信

　1530年〜1578年。越後上杉家当主。上杉憲政より関東管領職と家督を授かり上杉姓を称す。信仰深く、自らを毘沙門天の化身と称した越後の龍。軍旗は「毘」。戦上手で軍神と呼ばれ、川中島の戦いでは敵将の武田信玄に単騎で斬りかかったという逸話が残る。

序章「越後動乱」。上杉謙信の姉である綾は、越後の騒乱を収めるための政略結婚として国内の有力豪族に嫁ぐことに

内乱に明け暮れる越後の民衆は、優れた国主の出現を待ち望んでいた

そうした争乱の時代に現れたのが、理想に燃える若き謙信であった

謙信の特技「車懸り」は、2回連続攻撃ができる

勝利条件は、春日山城と5城以上の支配

ステージクリア。自らが信奉する毘沙門天に世を泰平に導くことを誓う謙信

「国盗り頭脳バトル 信長の野望」
対応機種	ニンテンドーDS
ジャンル	波瀾盤上ストラテジー
発売予定日	2008年6月26日
価格（税込）	5040円
プレイ人数	1〜4人

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※画面は開発中のものです