「大航海時代 Online」に待望の中南米西岸海域が追加――Chapter4「インカ」

コーエーは7月23日にアップデートを行い、「大航海時代 Online 〜Cruz del Sur〜」において拡張パック「Cruz del Sur」のChapter4「Inca(インカ)」をスタートすると発表した。

» 2008年06月24日 17時58分 公開
[ITmedia]

 コーエーのWindows用オンライン海洋冒険ロールプレイングゲー「大航海時代 Online 〜Cruz del Sur〜」では、7月23日にアップデートを行い、拡張パック「Cruz del Sur」のChapter4「Inca(インカ)」をスタートする。

 Chapter4「Inca」は、Chapter1「Circumnavigation(サーカムナビゲーション)」以来となる大規模な海域の追加を実施し、インカ文明の地“中南米西岸海域”が新たな冒険の舞台としてオープンする。中南米西岸の広大な海域が追加されたことで、ついに南極大陸を除いた南半球全域が「大航海時代 Online」で訪れることができるようになった。

 中南米西岸海域にたどり着くことができた航海者には、“西欧から太平洋へ抜ける運河の開通”という新たな国家的大事業や、伝説の古代都市、未知の発見などさまざまな冒険が待ちうけている。なお、見事中南米西岸海域に到達し、西欧から太平洋へ抜ける運河の開通という2つの勅命を達成できた航海者には、それぞれの勅命につき5枠ずつ、銀行の貸金庫枠が拡張されるとのこと。

 これに伴い、“中米アステカ編”、“東南アジア編”のほかに、新たなシナリオ“インカ編”が追加される。インカ編では新キャラクターが登場し、航海者の職業系統ごとに異なったストーリーが展開していくことになる。冒険家を中心に、多くの航海者が心待ちにしているのが新たな発見物を見つけ出すクエストや、地理学、生物学などにまつわる発見など、100種以上の新クエストと、多数の新たな発見地図が追加される。

中南米のとある街。イメージ的には空中都市マチュピチュだろうか?
新クエストも追加
銀行の貸し金庫が増える

 また、新海域のオープン以外にも、世界が拡大するに従い移動に時間がかかることを鑑みて、「船の速度」を大幅に調整することになった。特に外洋での移動速度を大きく上昇させるとのこと。これにより、ゲームバランスを始め本ゲームの世界全体が大きく様変わりすると思われる。上記以外にも、一部の洋上スキルが自動で継続発動するようになる機能や、ログアウト後すぐにキャラクター選択画面を表示する「キャラクターチェンジ」機能などを実装し、プレイアビリティの向上もはかるほか、同一アカウントかつ、同一ワールドのキャラクター同士で相互に出し入れ可能な50枠の倉庫を利用できる「アカウント共有倉庫」が有料オプションサービスとしてスタートする。

船の速度が改められる
洋上スキル発動中

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