「トッピングサービス」導入――「エヌ・シー・ジャパンが行く!〜日本縦断ユーザーカンファレンス 2008」大阪編(1/2 ページ)
7月の福岡、8月の広島に続き、「リネージュII」全国縦断オフラインイベントの第3弾が大阪で開催され、今回も開発者との懇談会やクイズ、オリジナル攻城戦などが行われた。新タイトル「雀龍門」の発表も。
新情報も数多く飛び出した、リネージュIIオフラインイベント「エヌ・シー・ジャパンが行く!」第3弾
南は福岡から北は札幌まで、全国6カ所での開催が予定されている「リネージュII」オフラインイベント「エヌ・シー・ジャパンが行く!」も、いよいよ折り返しとなる第3弾が大阪・難波の「Cafe J Net NEWNEW 戎橋店」にて開催された。今回もクイズ大会や開発者コーディネイターとの意見交換といったプログラムに加え、大阪会場で初公開となる情報もいくつか発表されたので、順次紹介していこう。
欲しい機能を選んで購入できる「トッピングサービス」
この日のイベントは、これが大阪のパワーというものか……と感心するほど盛り上がりを見せてくれたのだが、その前にまずは、大阪会場で初公開となった10月21日から順次実装が予定されている新有料サービス、「トッピングサービス」とは何かを解説しておこう。トッピングサービスは無くてもプレイ可能だが、あればリネージュIIのプレイがちょっと便利になる、欲しい機能だけを選んで購入可能な有料サービスである。今回紹介されたのは、「ハントサポート」と「自由テレポートスクロール」の2つだ。
ハントサポート
ハントサポートはその名の通り、プレイヤーの狩りを手助けしてくれる生き物で、深夜など人の少ない時間帯にしか遊べない、あるいは支援職ゆえにソロプレイが辛いプレイヤーのために考案されたものだ。可愛さ重視のペットとは異なり、餌は不要でともに戦闘しても経験値を吸収しない。常にプレイヤーキャラクターと同じレベルのため育成も必要なし、さらに職業・クラスを問わずこのハントサポートを利用できるように、戦闘スタイルがまったく違う4種族が用意されている。
- 「ホワイト フェレット」:戦士系のバフをかけてくれる、前衛と相性の良いハントサポート。性格はちょっとアグレッシブ
- 「フェアリー プリンセス」:魔法系のバフをかけてくれる、魔法職向け。可憐な容姿だが性格は女王気質。意外に体のサイズも大きい
- 「ビースト ファイター」:攻撃力が高く「メテオ」も使える頼れる前衛タイプ。ソロプレイが厳しい支援職プレイヤーには嬉しい存在
- 「フォックス ウィザード」:魔法攻撃力に優れるが、その分ポーション消費も激しいハントサポート。ビジネスライクで割り切った付き合い(?)ができる性格
ハントサポートは通常のパーティとは違うバランシングになっている。ハントサポートの実装でソロプレイ重視になり、今まで以上にパーティを組みにくくなることはない、ということなので、いわゆるゴールデンタイムのログインが難しいプレイヤーは積極的に利用してみよう。
自由テレポートスクロール
もう1つのトッピングサービスが、好きな場所を記録していつでも簡単にテレポート可能になる、「自由テレポートスクロール」だ。前作「Lineage」では同様の機能が「祝福されたテレポートスクロール」という形で存在していたが、リネージュIIでは有料サービスで登場となる。
この機能を購入すると、アクションのアイコンリストに新たに本の形をしたアイコンが追加され、好きな場所で「現在位置の保存」ボタン使えば、「フリー テレポートブックマーク」のウィンドウにミニマップとともにブックマークが登録される。
各サービスの使用期間や利用料金などについては明かされなかったが、この他のトッピングサービス情報なども、特設サイトにて順次公開される予定とのこと。リネージュIIライフを快適にするトッピングサービスに興味のある読者は、特設サイトをチェックしてほしい。
■メガネ&マスク、飛行艇は実装決定!? リネージュII開発懇談会
大阪会場の来場者は約220名。過去2回と比べて会場が狭かったわけではないが、開場から5分で座席は埋まり立ち見が続出。各プログラムの盛り上がり具合は、さすが大阪? 熱気あふれるイベントの様子をお伝えしよう。
まずは毎回行われている、開発コーディネイター申 敏秀(シン ミンス)氏による「クリエイティブ コミュニケーション」だが、大阪バージョンはいつに無く熱いとの意見交換が行われた。これは入場時に配られるアンケート用紙にリネージュIIへの要望・意見を記入し、それをその場で読み上げては申 敏秀氏が回答するというもの。「オフライン時にアイテム売買ができるようにして欲しい」、「広いマップの移動が大変」など過去2回の会場でも出てきた要望とは別に、なかなか個性的な企画がプレイヤーからは提案されたので、そのうち幾つか気になるものをピックアップしてみた。
Q アクセサリをつけると髪形が強制的に変わってしまう。キャラクターメイキング時に気に入って選んでいるので、髪型の変わらないアクセサリが欲しい。
A できる限り対処したい。それとは別にマスクとメガネのアクセサリアイテムを、年内には必ず実装すると、この場でお約束しましょう。
Q ワイバーンが最近はあまり利用されていない。もっと空中からの眺めを楽しみたい。また、水上を移動できる乗り物があれば、行動範囲に幅が出ると思う。
A 詳しい実装時期や詳細は今お話できないのだが、実は「飛行艇」と飛行艇を利用した空中戦の実装に向けて、開発がスタートしている。空中戦がPvPなのか、攻城戦の一環なのかはまだ言えない。水上の乗り物というのは新しい発想なので、韓国の開発チームにぜひ持ち帰りたい。
Q ウォースミス(ドワーフ)のバフが10分と短く、すぐにかけなおしを忘れがち。長くしてほしい。
A これは福岡会場でもいただいた要望ですね。全ての職業には役割があり、バフの効果時間は職業やモンスターの強さとも全て連動したバランスになっている。また、ヒーラーのバフが魔力を使う魔法なのに対して、ウォースミスのそれはより精神面に関わっていて、本質が違っている。
Q ヒーラー、バッファクラスは新しい上位スキルもなかなか実装されないが、今後はどうなっていくのか?
A モンスターに属性が実装されたことで、実は今後ヒーラー、バッファの存在がより重要になっていくので心配しないでほしい。
Q パーティマッチの新しいアプローチとして「酒場」の実装を提案したい。前作リネージュにあった「宿屋」のように、リーダーが部屋を作って鍵を借りれば、ギルド全員が会話が外に漏れないインスタンスに入れたり、そこでカクテルや料理を楽しめる場所。30分から時には1時間近くかかる、パーティ募集の待ち時間を利用できる楽しみがほしい。
A これは提案というよりも、立派な企画書レベルです。これまでのリネージュIIは、どうしても狩りや攻城戦といったメインコンテンツばかりに注力して開発が進んできたけれど、遊び心のあるサイドコンテンツを実装できるか開発チームと話し合っていきたい。
Q 攻城戦でデバフや槍の攻撃が、自分の血盟メンバーには当たらないが、システム上同盟のはずのメンバーには当たってしまうのは何とかならないか。
A 血盟はまさに血のつながりで作られた団体だが、同盟というのは、血盟同士によるあくまで政治的なつながりと認識している。韓国ではこの同盟クランによる攻城戦中の裏切り行為が普通に起こり、かなりドラマチックな攻城戦が繰り広げられ、同盟システムは好まれている。ただし、日本のユーザーがそれを同じように好むとは限らないので、検討したい。
申 敏秀氏が「今までの会場の中で、一番凝ったアイディア、意見が聞けたイベントだった。自分でもいますぐ実装したい意見を多くいただけた」と言うだけあり、単なる要望を超えた企画書レベルの提案が出たクリエイティブコミュニケーション大阪編だった。この大阪イベントの翌日には韓国にすぐ向かい、開発チームに話を伝えることが決まっているそうで、髪型の変わらないアクセサリや酒場が、もしかしたら来年には登場するかもしれない。とりあえずはメガネ&マスクアイテムと、詳細が気になる飛行艇の情報を楽しみに待っていよう。
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